もりもりでーす。
家庭でも、身近なところでセンサーは使われています。
そして、私たちの生活環境を快適にしてくれているのです。
たとえば、温度センサーによって消費電力を抑えてくれたりしています。
では、家庭内において、どのようなところにセンサーが使われているのでしょうか?
エアコンの自動化システム
人が快適に過ごすためには、温度だけではなくて、湿度も必要になります。
その両方を組み合わせて自動運転を行うエアコンもありますよね。
加湿器や除湿機には、当然湿度センサーが使われています。
温度センサーや湿度センサーは、室内が冷えすぎたり暑すぎないように、快適な環境になるように働いてくれています。
そして、省エネ対策にもなります。
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人を感知してくれるセンサー
最近は、長時間部屋の中に人がいないときは、自動で冷暖房を止めて無駄な電力の消費を防いでくれるエアコンが増えてきています。
それには、人の存在を検出することが出来るセンサーが必要になります。
センサーは、人の体の何に検知するのでしょうか?
人の体から発する熱や赤外線を手掛かりに人がいるのを検出するのです。
人のいる場所が移動すると、移動した位置を検出して、そこに風を集中して送ってくれます。
その反対に風が直接あたるのが嫌いな人もいます。
そんな人のために、風が直接あたらないように、さけてくれる動きもしてくれます。
快適な環境と省エネルギーとを両立させることができるのです。
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どんなセンサーが使われているの?
ほとんどの温度センサーはサーミスタと呼ばれる半導体センサーが使われています。
半導体といってもシリコンではなく、ニッケル、コバルト、マンガンなどの酸化物を含む半導体セラミックスで、電気抵抗が温度増加とともに減少する性質を利用しています。
従来の体温計には、水銀の熱膨張を利用した水銀温度計が使われていました。
電子体温計の特徴は、センサーの熱容量が小さいため、数分かかった計測時間が1分内ですむことです。
さらに、3秒ぐらいで体温がわかる体温計も登場しました。
わきの下にはさむ代わりに、体温計を耳に入れて鼓膜の温度を赤外線センサーで計測するしくみです。
湿度センサーはセラミックスの表面の抵抗が湿度の増加により減少する性質を利用したもので、吸湿による容量の変化を利用した湿度センサーもあります。
まとめ
現代では、欠かすことができないセンサーですね。
これからは、もっと快適な生活が送れるようなものが出てくるんでしょうね。
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