もりもりです。
宇宙に打ち上げられた衛星やロケットは壊れたり目的が終了すれば、
どのような処理をしているのでしょうね。
永久に宇宙のゴミとしてなってしまうのでしょうか?
爆発させても小さな破片が宇宙のゴミとなってしまいます。
地球に持って帰るのが一番いいんでしょうけどね。
・現在の対策は?
・衛星やロケットを回収できない理由
・回収できる宇宙機がない
・宇宙のゴミの破壊力は?
について調べてみました。
最後まで読んでくださいね。
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現在の対策は?
現在は、運用が終了した衛星は、出来るだけ早く大気圏に突入させるか、もしくは運用中の衛星の運行を妨げないように高度が300キロメートル以上離れた軌道に移動させるといった対策がとられているそうです。
寿命や燃料が尽きたり修理が出来ないものは、残骸(ざんがい)としてしばらくの間、
地球の周りを回り続けることになります。
しかし、軌道の比較的低いもの(地球表面上から数百km程度)は、やがて数年から数十年で地球の大気圏に突入して燃え尽きてしまうのだそうです。
より高い軌道(地球表面上から数千キロメートル以上)を周回する衛星は、数百年以上も地球の周りを回り続けることになります。
すごい年月ですね。
人間の寿命をはるかに超えています。
こうした衛星の残骸を「宇宙ゴミ」というそうです。
衛星やロケットを回収できない理由?
衛星やロケットを回収しないのは、技術的なこともあるようですが、予算的な問題が大きいようですね。
ほとんどの衛星やロケットは大気圏で燃え尽きてしまいます。
衛星やロケットはもともと構造上、大気圏突入に対応していないので運良く地上に到達できたとしても、衝突して大破するか、高熱で再利用できないほど壊れてしまいます。
再利用ができる衛星やロケットは、より丈夫で重量もずっと大きくなることから、製作費と打ち上げ費用がさらに かかります。
そのため、宇宙にある衛星を回収するにはスペースシャトルのような宇宙輸送機を使って軌道上で回収・積載して帰ってくる必要がありのですが、シャトルの打ち上げ、回収作業などに相当な費用がかかってしまいます。
回収できる宇宙機がない
静止衛星の場合でも、そこまで行って回収する宇宙機は技術上存在していないようです。
将来は回収・再利用が行われるかもしれません。
今後、スペースシャトルのような輸送機関が、もっと安価に開発・運用されることになれば、故障した衛星やロケットの 回収・再利用は頻繁に行われることになるかもしれません。
しかし、現状では基本的に壊れた衛星などはそのままゴミとなり、地球上を回っているのです。
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宇宙のゴミの破壊力は?
衛星やロケット、それらの壊れて出来た部品や塗料の断片が、地球のまわりにはたくさんあり、これらを 宇宙のゴミ「スペースデブリ(デブリともいう)」と呼んでいます。
時速28000kmのスピードで回っているため、直径1㎝のデブリでも乗用車1台の衝突と同じ破壊力が あるといわれます。
デブリが人工衛星や宇宙ステーション、スペースシャトルなどにぶつかったら大変なことになります。
そんなことが起きないように、アメリカやロシアは 地上のレーダーや望遠鏡で
デブリを監視しているんだそうです。
まとめ
どんな物でも、いらなくなったとこの廃棄が大変です。
食材のように、年月が経てば自然に帰るならいいですが、ゴミとして永久にあるのは困ってしまいますね。
早く解決出来ると良いですね。
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