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生命の誕生は進化によって胎生と卵生に分かれた!もし人間が卵で生まれたら?

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もりもりです。

子孫を残すためには、生命の誕生はすごく重要なことです。

この生命誕生の方法は、生き物によってさまざまな形があります。

生命の誕生と進化はすごく不思議なことが多いです。

・生命の誕生には胎生と卵生がある!

・卵生もさまざまに進化していった!

・卵の黄身や白身には、どんな役割があるのでしょうか!

・卵の殻は固すぎてもいけない!

・もしも人間が卵で生まれたらどうなるの?

についてお教えしますね。

最後まで読んでくださいね。

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生命の誕生には胎生と卵生がある!

胎生と卵生の違いは?

人間やサルなどの哺乳類(ほにゅうるい)のように親と同じような姿で生まれてくるのが胎生(たいせい)です。


それとは違って、鳥や魚、爬虫類のように卵で生まれるのを卵生(らんせい)です。

どちらかというと、胎生よりも卵生で生まれてくる生物が多いですね。

 

親と同じ姿で生まれることを胎生といい、卵で生まれることを卵生といいます。

 

最も原始的な生物は分裂という方法で、自分の体を2つに分けてふえていく方法です。

 

その後、進化をして卵を産むという生物が誕生していき、さらに進化をして、人間やサルなど哺乳類のように、親と同じ姿の赤ちゃんを産む生物が誕生したのです。

このように、子供の産み方は進化していって、進化の程度によって違ってきたんです。

 

人間のような哺乳類は確実に子孫を残すために卵ではなくて胎生という方法に進化したのです。

卵生もさまざまに進化していった!

卵もさまざまに進化していきます。

たとえば、鳥とカエル、魚の卵とそれぞれを比べてみると、その違いの様子がわかりますね!

ニワトリの卵・・・

人間にいちばん身近であるニワトリの卵で見てみましょう。

 
卵はかたい殻につつまれています。

そして、卵の中には白身(卵白)と黄身(卵黄)があります。

さらによく見ると、黄身のところに小さな半透明のものがついています。

 

この半透明の部分を胚(はい)といい、これが卵の本体なんですね!

 

ニワトリの受精卵をヒトの体温より、やや高い摂氏37〜38度で温めると、
半透明の胚が成長をはじめます。

約3週間でニワトリの赤ちゃん、かわいいヒヨコが生まれてきます。

魚、カエル、カメの卵・・・

構造的にいちばん簡単なのは魚の卵です。

イクラ、スジコ、カズノコなどを見ればわかると思います。


鳥の卵のような固い殻(から)はついていないですよね!

魚の卵はタンパク質や炭水化物などの養分(ようぶん)は中に持っていますが、灰分(はいぶん)と水と酸素は外(水中)から取り入れているんです。

 

カエルやカメのような水陸両性動物の卵は魚の卵より複雑な構造をしていますが、
水と酸素はやはり外から取り入れています。

 

陸上で産卵する鳥類や爬虫類(はちゅうるい)の卵は、外敵から守るのと乾燥を防ぐために固くなっているんです。
外から取り入れるのは酸素だけです。

陸生の動物が生まれるためには、このような卵ができることが重要な条件なんですね!

卵の黄身や白身には、どんな役割があるのでしょうか?

黄身は胚の成長に必要な栄養分となります。

人間の場合は母親のお腹にいるので、母体から直接栄養分をもらうことができます。

 

しかし、卵は母体から直接栄養分がもらえないので、あらかじめヒナがかえるのに必要な栄養分が黄身として用意されているんです。

 

白身は胚が乾燥することなく成長していくために、環境を良好に保つ役割をになっています。

 

人間の赤ちゃんは母親の子宮という部屋の中で、羊水に満たされ成長していきますが、
卵の白身は羊水と岡じ役割をして、鳥の胚の成長を助けているんです。

 

卵の殻は固すぎてもいけない!

卵の殻は、ヒナが殻を破って出てこられる程度の固さでなくてはいけません。

鳥のヒナが生まれるところを見ると、殻の中から自分でコツコツと殻を破って出てきますよね!

 

ほんとうに、生命の誕生は神秘的であり、すばらしいです!

 もしも人間が卵で生まれたらどうなるの?

卵を産むより確実に子孫を残せるので、哺乳類は胎生という方法に進化しました。

 

もし、人間が卵で生まれていたなら、その大きさはどのくらいでしょう。


新生児の体重が3kgだとします。

人間は生まれるまで、10月10日といわれています。

 

この期間の栄養をまかなうためには、どのくらい大きさの卵になるでしょうか。

ニワトリと比較してみると、ニワトリが50gの卵で約3週間で20gのヒナがかえります。

 

単純に比較は出来ませんが、10kgちかい大きさの卵が必要になるでしょうね。

 

これを10ヶ月温めるという行為は非常にリスクの高い行為です。

 

お腹の中で保護しながら栄養を与えていた方が安全に子孫を残せます。

 

逆に鳥は体内に胎児を宿していたら体が重くなって飛べなくなってしまう危険があります。


生物は進化の過程でより合理的な方法をとって、生き残ってきたんですね。

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最後に

生き物は生きていくために進化しているんですね。
恐竜が絶滅したように、進化しないと滅びてしまいます。

あと数千年したら、生き物はどんな姿に変化しているんでしょうね!

人類は生きているんでしょうか!

今日も読んでくれてありがとうございました。