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土用の丑の日にウナギを食べる由来と意味!ウナギの栄養はすごい!

 

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もりもりです。

今日は土用の丑の日について記事を書きますね。

土用の丑(うし)の日といえば、
ウナギですよね。

ウナギを食べて健康を維持しようという
意味もあるとは思うのです、
本当はなんでしょうね。

そこで、
土用の丑の日に
ウナギを食べるようになった由来?

土用の丑の日の意味やウナギって
本当に栄養があるのか調べて見ました。

 

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土の丑の日の由来は?

土用の丑の日に、
ウナギを食べる習慣が、
一般にも広まったのは、
1700年代後半、江戸時代になります。

 

土用の丑の日にウナギを食べるようになった由来を
3つ紹介しますね。

 

①、平賀源内説

江戸時代の有名な学者である、
平賀源内(ひらがげんない)が、
知り合いのウナギ屋のために、
店頭に「本日土用の丑の日」と大きく書いてやったところ、
はやらなかった店が大繫盛するようになった。

②、太田蜀山人説

平賀源内説と、
そっくり同じ話の内容ですが、
太田蜀山人(おおたしょくさんじん)が、
神田川というウナギ屋のために「土用の丑の日」
大書してやって、その店をはやらせたというものです。

このような話がきっかけとなって、
土用の丑の日は、ウナギを食べるものだと
なったという説です。

 

③、春木屋善兵衛のエピソード

いちばん確かな由来としては、
文政年間に発行の『江戸買物案内』の
「う」の部に出てくる話です。

文政年間の夏のこと、
神田和泉橋通りのウナギ屋、春木屋善兵衛
(はるきやぜんべえ)のところに、
藤堂という殿様から、
蒲(かば)焼き の大量注文があります。

しかし、
1日では作りきれないので、
子(ね)の日と、丑の日と、寅(とら)の日の
3日間かかって蒲焼きを作ったのでした。

現在とは違って、当時は冷蔵庫などの保存設備がなく、
蒲焼きは土がめに入れて密封され、
床下に貯(たくわ)えていました。

そして、
納品の日になって出してみたところ、
子の日と、寅の日に作った、蒲焼きは傷んでいたが、
丑の日に作った分だけが、
おいしく食べられる状態だったとのです。


この春木屋善兵衛のエピソードにより、
丑の日に食べるウナギは、
おいしく栄養があるというように
いわれるようになり、
しだいに、土用の丑の日はウナギを食べる、
という風習が、定着したのです。

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土用の丑の日の意味

「土用」は立夏・立秋・立冬・立春直前の約18日間の
「期間」を示す言葉です。

そして、昔の暦では日にちを十二支(子・丑・寅・卯…)で
数えていました。

つまり”土用の丑の日”とは、
土用の期間におとずれる丑の日の事を指しているのです。

 

土用は毎年違うので、
土用の丑の日も毎年変わります。

 

2019、2020年の土用の丑の日

2019年
1月28日、4月22日、5月4日、7月27日、10月31日

 

2020年
1月23日、4月16日、4月28日、7月21日、8月2日、
10月25日、11月6日 

 

ウナギの栄養

ウナギには、 ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、
そして血液をサラサラにするEPAやDHA、
さらには良質なタンパク質も含まれています。

夏バテ防止解消の食材であることは間違いないです。

ただし、ウナギは高カロリーなので、
毎日食べることはよくないですが、
食欲不振や極度の疲労を感じたときには
おすすめの食材ですね。 

 まとめ

あまり気にしたことはなかったですが、
土用の丑の日の由来には、商売繫盛のためだったんですね。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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