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女王バチが膨大な子供を産める理由!産めなくなった女王バチの運命は!

 

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もりもりです。

今日は子供を産めなくなった
かわいそうな女王バチの運命についてです。

 

女王バチの大きな役割は、
たくさん子孫を残すことだと思います。

 

女王バチが一生のうちに産む数は膨大な数です。

 

そんな数の子孫を産むのに
そのたびごとに交尾していたのでは
体がもたないし、時間がかかり

多くの子孫は残せませんよね。

 

なに、
なぜ多くの子孫を残せるのでしょうか?

 

そして、
年を取り産むことが出来なくなった
女王バチの運命はどうなるのか?

そんな気になる情報を調べてみました。

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なぜ、女王バチは膨大な子供を産むことができるのか!

女王バチが膨大な子供を産むことが出来るのは、
貯精嚢(ちょせいのう)という便利なものを
持っているからなんです。


その貯精嚢というところに、
1回の交尾で獲得した精液を蓄えているのです。


これを使ってどんどん受精を行っていくんですね。

 

だから、
たくさん交尾をしなくてもいいので、
たくさんの子供を産むことができるのです。

 

産めなくなった女王バチの運命は?

ローヤルゼリーで育てられた女王バチは
ほかにハチと比べると丈夫な体をしています。

 

しかし、
いくら丈夫な体でも、
年を取ると弱ってきます。


病気になることもあるでしょう。

 

そうなってくると、
女王として子供を産むことが
出来なくなってしまいます。

 

つまりは、
子供が産めなくなり、
子孫が途絶えてしまうことになります。


そうなると大変なことになります。

 

しかし、心配はいりません!

 

働きバチたちは、
すぐに新しい女王をつくります。

 

そして、
新しい女王は子供を産めなくなった
古い女王を力ずくで巣から追い出してしまうのです。

 

古い女王が弱りすぎて自力で出ていけないときは、
働きバチたちが寄ってたかって殺してしまいます。

 

なんと残虐な行為なんでしょうね。

働きバチたちにとっては、
古い女王は自分の親になるのです。


親であっても情け容赦はしないんです。

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 ミツバチの寿命

 

ミツバチの寿命は女王、働きバチ、雄ばちで
違います。

 

女王蜂の寿命はミツバチの中でも最も長いです。

 

女王蜂は3~4年。

 

働き蜂は暖かい時季は一ヶ月、
寒い時季長くて3~4ヶ月ほどです。

 

 

雄蜂は最大60日程度。

交尾すればその時に死ぬそうです。

 

一回交尾すると死ぬとは悲しい運命ですね。

 

まとめ

女王バチはたくさんの子孫を残せるように
貯精嚢(ちょせいのう)という物を持っているんです。

生命の不思議ですね。

今日も読んでくれてありがとうございました。

 

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