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ソープフィッシュと呼ばれるヌノサラシ!その粘液は強い毒を含んでいる!

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もりもりでーす。

海の生物には、
不思議な力をもった生き物がたくさんいます。

海の中を石鹼の泡のようにする魚もいます。

ソープフィッシュと呼ばれる魚です。

なぜ、

石鹸のような泡を出すのか?

泡のような粘液には、
何が含まれているのでしょうか?

など気になることを調べてみました。

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石けんのように粘膜を分泌する魚

英語で「ソープフィッシュ」と呼ばれている
魚。

 

そんな、ソープフィッシュの代表的なのが、
ヌノサラシです。

 

ソープフィッシュを直訳すると「石鹸魚」

 

名前のとおり、
ソープ(石鹼)のような泡を体から出します。

 


確かめるため、
ソープフィッシュを狭い容器の中に
入れておきます。

 

すると、
容器の中を泡立たせるほどの
多量の粘膜を体表から分泌します。

 

 

まさに、
ソープフィッシュです。

 

きっと、
これを見て、
ソープフィッシュ(石鹸魚)と名づけられたんでしょうね。

 

粘液には強い毒が含まれている

泡のように体表から分泌する粘液には、
「グラミスチン」という名の毒が
含まれています。

 

この毒は強くて、

 

ソープフィッシュと他の魚をバケツの中で
一緒にしておくと、
グラミスチンの毒で他の魚が死んでしまいます。

 

しかし、
毒が入った、
バケツの中に入れたままにすると
自分が出した毒で自身も死ぬようですね。

 

※グラミスチン

グラミスチンという毒。
危険を察知すると毒を分泌します。

この毒により大型魚に食べられる危険から
身を守っているのです。

 

この毒を持つグループは以前は、
ヌノサラシ科Grammistidae とまとめられ、
この科名からグラミスチンと名づけられました。

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粘膜毒を分泌する魚たち

ヌノサラシが外敵に襲われると、
毒を含んだ粘膜を多量に分泌して逃げる。

 

毒入り粘液は自身の身を守るための
防衛手段なのです。

 

ヌノサラシ以外にも、
日本近海には同様の粘液毒を分泌し、
自分の身を守るヌノサラシ科の魚たちが分泌しています。

 

ヌノサラシよりもやや深いところに
生息しているアゴハタや、
前出の2種よりもやや小型で、
前後に寸詰まりの体型をしたキハッソクなどがいます。

 

フグの仲間にも粘液毒を皮膚から分泌するものがいます。

 

それは、ハコフグ科の魚たちで、
やはり身に危険を感じたり、
興奮する粘液を皮膚から分泌します。

 

この粘液も小さな容器の中で海水を泡立たせますが、
こちらの粘液毒はパフトキシンと呼ばれています。

 

ヌノサラシとは

分布:インド洋から太平洋にかけての
熱帯域に広く分布

生息地:水深20メートル以浅の岩礁域や
サンゴ礁域を生活の場所としている。

日中は岩の裂け目や、
岩穴などに隠れている。

食性: 小魚や甲殻類を捕食する。
日没前や夜明けになると隠れ家から抜け出し、
小魚や甲殻類などを食べる。

大きな口で獲物を一飲みにする。

体長:最大で30センチぐらいの大きさになり、
ハタを太らせた体型。

 

ヌノサラシの特徴

体色は茶褐色で、
淡色の縦帯が体側に多数あるが、
これが点線状のものもいる。

幼魚の模様も成魚の模様とあまり変わらない。

子供の頃は淡黄色のたてじま模様が特徴的だが、
成長するにつれて点線状の模様に変化していく。

危険を感じると体表からグラミスチンという
粘液毒を出す。

まとめ

ソープフィッシュ(石鹼魚)と呼ばれる
ヌノサラシ。

力の弱い生き物が身を守るために、
備わっている毒を分泌すると石鹼のように
見えるんですね。

ありがとうございました。

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