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体温計が42度までしかはかれないのはなぜ?体温による体の変化と免疫力について!

 

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もりもりです。

体温計についてです。

 

風邪をひいたり、
寒気がするとき体温計で熱を測りますよね。


この体温計は何度まで測れるのか知っていました?


42度までしか測れないんです。

 

それ以上の熱があったら測れないじゃないのって
思いますよね。

 

そんな体温計の疑問や
体温の変化によって体はどう変化するのか?

気になることを調べてみました。

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体温計は42度までしかないのはなぜ?

それ以上熱を測る必要がないからなんです。

 

たしかに、42度以上体温が上がることはめったにないでしょうね。


それと、42度以上あったら私たち人間は死んでしまうといわれています。

 

42度が生命維持の限界なのです。

 

これについて、ほんとうなのか疑問に思いますけどね。

 
医療用としては45度まで、計測できるものもあるみたいです。

 

 一度、想像してみてください。

健康なときの私たちの体温は36度〜37度です。

 

42度以上の体温が、いかに高いかがよくわかりますよね。

 

ほんとうに42度以上になると死ぬの?

人の体は主にタンパク質で構成されています。

タンパク質は熱で凝固する性質があります。

 

卵なら60度、人体だと42度で固まるタンパク質。

熱で固まったら二度ともとに戻らなくなります。


生命維持が出来なくなってしまいます。

 

ただ、現在ではタンパク質が変性するのは50度近い高熱での場合だともいわれているようです。

 

病気が原因での高熱でなければ、発熱だけなら42度でも意識障害や生命の危険はないようです。

 

たしかに、乳幼児は、40~42度以上の熱をよく出しますがタンパク質が固まって死んだという話しは聞かないですよね。

 

高体温の記録は・・・

1980年の夏、米国の男性の46.5℃です。

日射病を起こした米国の男性が、病院に運ばれた時の46.5℃です。

 

重症だったため、24日間という長期入院しましたが、命にかかわるほどでしたが、
無事に回復して退院したそうです。

 

低体温の記録は・・・

1994年、カナダの少女の14.2℃です。

誤って-22℃の屋外に6時間も置き去りにされたカナダの少女で直腸で測った体温は14.2℃だったそうです。

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体温によって体はどう変化するの?

35度:がん細胞が最も増殖しやすい体温。

35度5分:日常的に続くと排泄機能の低下、自律神経失調症、アレルギー症状が出やすい体温。

36度:体が熱を出すために、筋肉が動こうとしたりする体温。

まだ健康的な体温ではありません。

36度5分~37度:最も健康的で免疫力が高い体温で理想的です。

41度:意識がなくなる。

 42度:この体温を超えると人は死んでしまうといわれています。

 

体温を上げると免疫力がアップする!

今、36度以下という「低体温」の人が増えているそうです。

体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まりますが、逆に体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下、さまざまな病気やガンまでも発症してしまう恐れがあります。

 

免疫力の低下で、体内に異物を発見しても、素早く駆除してくれる白血球を集めにくくなり、ウイルスや細菌に負けて発病しやすいからです。

 

白血球は、外界からのウイルスや細菌だけでなく、がん細胞が体の中にできるたびに、
免疫細胞が攻撃をして死滅させてくれています。

 

実は健康な人でもがん細胞は1日に5000個もできています。

 

その1つでも免疫という監視システムをかいくぐって生き残ると、1個が2個、2個が4個、4個が8個と倍々ゲームのように増えていき、やがてはガンに姿をかえてしまうのです。

 

免疫力が30%低下すれば、1日に1500個近くのがん細胞が、免疫システムから見逃されて増殖していく可能性があります。

 

まとめ

体温計は42度以上、測れないけど、それには理由があったんですね。

低体温の人が増えているのには驚きです。

免疫力アップのために、体温を上げる努力をしましょうね。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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