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虫たちの完全変態と不完全変態の違いは!チョウで変態の様子を知ろう!

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もりもりです。

虫が成虫になるために変化することを変態といいます。

 

また、変態にも完全変態と不完全変態があるんです。

 

変態、それってなにって思いますよね。

 

・変態ってなに?

・変態の様子を知ろう

についてお教えしますね。

最後まで読んでくださいね。

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変態ってなに?

 変態(へんたい、metamorphosis)とは、動物の正常な生育過程において形態を
変えることを表しています。

 

たとえば、チョウは卵からイモムシ」に変化します。

 

そして、「サナギになって成虫(親チョウ)」になります。

 

このように、
親とは違う姿に何度か変身しながら成長することを「変態」といいます。

 

 完全変態と不完全変態の違いは!

 変態には、「完全変態」「不完全変態」があります。

 

完全変態・・・

 完全変態は、「卵⇒幼虫⇒さなぎ⇒成虫という」4つの過程をたどり成虫になります。

 

 完全変態する昆虫でよく知られているのは、チョウ、ハエ、カ、ハチ、ノミ、カブトムシなど・・・

 

ちなみに、
チョウの幼虫は、イモムシ(チョウやガの幼虫の総称)、ハエの幼虫はウジムシ、カの幼虫はボウフラです。

 

幼虫が成虫になる際、いったん運動能力を著しく欠いた蛹(さなぎ)と呼ばれる形態をとり、蛹から脱皮して成虫となります。

 

でも、すごく無防備ですよね!

 

さなぎの状態だと敵に襲(おそ)われても抵抗できないですよね。

 

なのに、なんでさなぎになるんでしょうかね。

  

 不完全変態・・・

不完全変態は、「卵⇒幼虫⇒成虫の3段階」さなぎになる過程がありません。

 

さなぎにならずに直接成虫になります。

 

不完全変態をする昆虫では、トンボ、バッタ、セミ、ハサミムシなど・・・

 

不完全変態は、昆虫の基本的な変態様式です。

 

この場合の幼虫は完全変態をするものと区別するため、通常は「若虫(じゃくちゅう、わかむし)」と呼ばれています。

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変態の様子を知ろう

身近にいるもので完全変態を知るには、チョウの観察が最適でしょうね。

 

●葉に産みつけられた卵か幼虫を取ってきます。

 
このとき注意しなければならないことは、チョウによって食べる葉が違うので、
卵や幼虫のいた葉をエサとしてやることです。

 

たとえば、モンシロチョウはキャベツやアブラナ、アゲハチョウはカラタチやミカンの葉などです。

●プラスチックなど透明な容器に入れておけば、完全変態する様子が良くわかります。

 

チョウは、およそ1ヶ月で成虫になります。

 

6月に産みつけられた卵は7月にチョウになって野原などを飛び回っています。

 
秋が深くなってから産まれた卵はどうなるのか?

幼虫のときは、成虫になるために、せっせと葉を食べても、さなぎの段階で冬を迎えてしまいます。


チョウになってから蜜を取る花があまりないです。

 

ふつう、
さなぎは1~2週間で成虫になりますが、冬を迎えたときは、そのまま冬をこして、春になってから「羽化(うか)」します。

※羽化とは、さなぎから成虫になること

 

 

だから、
春まだ浅い頃に飛んでいるモンシロチョウなどは、前の年の晩秋に産まれ、越冬したチョウなんです。

 

不完全変態の方は、イモムシとチョウのように、幼虫と成虫がビックリするほど形態が違うという例は少ないです。

 

幼虫は成虫とよく似ていて違うのは、ハネが小さいことくらいという場合が多い。

 

その代表的な例がゴキブリ。

親と同じような小さいのが、台所を走り回っている。

 

不完全変態のものでも、トンボのように幼虫(ヤゴ)が水中にいるために、親とは違う姿をしている場合もあります。

 

まとめ

生き物は、それぞれ住んでいる環境などに適した形態で生まれてくるんですね!

 

命の誕生ってすごく不思議ですね。

ありがとうございました。

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