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風がふくのはなぜか!日本付近の季節風と風の種類!

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モアイです。

毎日、感じている風。

さわやかな風。

激しい風。

まるで、
風にも心があるように
いろんな風があります。

季節や地域によっても
風の種類があります。


では、
風がふくのはなぜなのでしょう?

風の仕組みなどを調べてみました。

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風は空気の動きによるもの!

風とは、
空気が動くことです。

 

たとえば、扇風機。


扇風機を回すと風が起こりますよね。

 
プロペラが回転しながら空気を押すからです。

 

風も同じ原理なんです。

空気はなぜ動くのか!

地球は太陽からの熱を受けています。

 

太陽の熱は空気層を通過して
まず地表をあたためてくれます。

 

地表の熱は空気に伝わり、
空気をあたためます。

 

あたためられた空気が上昇すると、
そこに冷たい空気が流れこみます。

 

こういった温度差によって、
自然界に風が起こるのです。

地球全体に及ぶ風!

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地球は球形をしているので、
赤道付近は日射量が多く、
太陽熱が高くなります。

 

逆に北極・南極などの極地方
日射量は非常に少なく、
太陽熱も低くなります。

 

そのため、
赤道地方の空気は上昇し、
そこへ極地方から空気が流れ込むことに
なります。

 
地球は自転しているので、
その影響を受けて北半球から流れ込む風は
北東の風になり、
南半球から流れ込む風は南東の風になります。

 

また、
赤道で上昇した空気は、
北極あるいは南極に向かう風に別れます。

 

北極に向かう風は地球の自転の影響を
受けて南西の風になり、
南極に向かう風は地球の自転の影響を受けて
北西の風になります。

 

ただし、
地球の表面は陸地と海洋、平野と山地、
草原と森林と砂漠など、さまざまな地形をしています。。

 

したがって太陽熱の受け取り方、
その熱の放出のしかたもさまざまです。

 

そのため実際の空気の流れは、
極めて複雑になっています。

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日本付近の季節風!

日本はアジア大陸の東のへりにあり、
大陸と海洋の両方の影響を受けています。

 

大陸をつくる岩石はあたたまりやすく
冷めやすく、

海水はあたたまりにくく冷めにくい。

 

季節変化にともなう特有の風を季節風といいます。

日本の季節風をみてみましょう

日射が強くなり、
陸地は海より高温になるので、
海から陸地に向かう風ができます。

 

夏とは逆で、
日射が弱く、陸地は海より低温になり、
陸地から海に向かう風ができます。

 

春・秋

陸地と海の間に大きな温度差がないので
めだつような季節風はないです。

ビル風と魔の風

高層ビルが立ち並ぶところでは、
他の場所では風がないのに急に強い風
が吹いてくることがあります。

 これをビル風といいいます。

 

一方、
雷雲の下などでは風向きが
急に変わることがあります。

 

飛行機の離着陸の場合、操縦が不能になり、
ときには墜落の原因になることがあります。

これが魔の風です。

地球上でふく風の特徴!

地球上では、
地域によって風に特徴があります。

 

中緯度の主に温帯・冷帯地域・・・

西よりの偏西風。

 

赤道付近・低緯度の主に熱帯地域・・・

東よりの貿易風。

 

両極付近・高緯度の主に寒帯地域・・・

極東風が年間を通してよく吹きます。

年間でもっとも頻度の高い風向の風を
卓越風といいますが、
これらの地域の中ではその風が
卓越風になるところが多いです。

 

高気圧帯の境界に当たる地域・・・

季節によってそれが移動するため風向にも季節性が現れます。

このように季節性のある風を季節風(モンスーン)といいます。。

 

季節風の支配が強い地域・・・

温帯・冷帯地域に多く、大陸の辺縁部に多い。

 

 

海陸風

海岸付近では日中と夜間で風向が逆転することが多く、
これを海陸風といいます。

 

山谷風

山と谷の間でも同様に逆転することがあり、
山谷風といいます。

 

地方風

さらに細かく見ていくと都市や地方単位で
特徴的な風がみられます。

これを地方風といいます。

まとめ

風にもいろいろな種類があるんですね。

暑い夏にふく涼しい風は気持ちいいですね。

ありがとうございました。

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