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相撲の土俵の屋根の意味と重さ?吊り屋根の「水引幕」の由来と土俵の大きさ!

 

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もりもりです。

相撲は屋外でも室内でも土俵には必ず屋根があります。

相撲に詳しくなければ、雨よけのためならば室内なら必要ないんじゃないかなって疑問に思いますよね。

しかし、この屋根には深い意味があるのです。

どんな意味があるのでしょうか?

そして、吊り屋根の重さや「水引幕」の由来、土俵の大きさなど調べてみました。

 

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相撲の土俵の屋根の意味は?

相撲には、このような神話があります。

 「古事記」には、天照大神(あまてらすおおみかみ)が、大国主命(おおくにぬしのみこと)に出雲の国を譲るようにと相撲の勝負を挑み使者を戦わせて勝負を決めた「出雲の国譲り」の記述があります。

 重要なことを決めるにあたり、相撲を取ることによって神の意志がどちらにあるかを占ったものなのです。

 相撲の起源が神事に関係したことをあらわしています。

 現在、国技となっている相撲にも、その名残りがあります。

 土俵の上に吊り下げられている、大きな屋根です。

 これは、「吊り屋根」といい、伊勢神宮と同じ神明造りになっています。

もともとは、土俵の四隅に立てられた柱の上に乗っかっていたものです。

 

しかし、柱が観戦の邪魔になるため、1952年に柱が取り去られました。

 

これを機に、吊り屋根と四房に変わり「天井からの吊り下げ式」になったのです。

 

しかし、吊り屋根がなくて、4つの房を吊るすことができない土俵では、4本柱を使用してもよいことになっています。

吊り屋根の重さは?

両国国技館の吊り屋根は総重量が6、25トンあります。

 2本のワイヤーロープで、天丼から吊り下げるようになっています。

 ワイヤーの大さは直径2.2センチ。

 1本で約30トンを支えることが出来ます。

 2本で約60トンなので、重みでワイヤーが切れる心配はないようです。

 

屋根の四角の面は縦6、65m、横9、90m。

相撲以外で使われるときには、吊り屋根は吊り上げられます。

吊り屋根にかかる紫の「水引幕」の由来は?

吊り屋根と同様、
神聖な土俵の上にあるものは、天や神のイメージで構成されています。

 

吊り屋根にかかる紫の「水引幕」四季と太陽の運行を表し、力士の熱闘で熱くなった土俵を水を意味した幕で鎮めたことが名前の由来になっています。

 

水引幕の四隅を飾る房(四房)は、各色が四季と天の四神獣(しじんじゅう)を意味し、五穀豊穣を祈念しているともいわれています。

 

房は刺しゆう糸をより合わせたもので、長さが2、1メートルあります。

土俵の表面から房の先端までは212メートルです。

 

房の色は正面左側の東から「青、赤、白、黒」の順になっています。

 

天の四神獣とは、青龍(しょうりゅう)、朱雀(すじゃく)、白虎(びゃっこ)、玄武のことで土俵を守る意味で四隅に祀られています。

 

1972(昭和47)年に発掘された飛鳥時代の古墳、高松塚古墳の壁画にも描かれているそうです。

 

相撲は、古代の神事や神占にルーツがあるものなので、その世界観を表現するために土俵を地と模し、吊り屋根を天として形式化しているのです。

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土俵の大きさは?

土俵というのは、規定上は、丸い円だけを指すのではなく、1辺が6、7メートルの正方形に土を盛った場所も含みます。

 

しかし、
勝負は丸い円内で行われますので、「土俵」という場合は、丸い円だけを指しているのが普通なのです。

 

土俵の高さが34~ 60センチです。

 そして、 1辺が6、7メートルの正方形に土を盛り、中に直径4、55メートルの円を小俵で作ることになっています。

 

この直径は俵の内側ですので、俵の外側を入れるともっと広くなります。

 徳俵だけ外側にずれています。

 

内俵の幅の分だけ外側にずらしてあるので、力士にとつてはその分だけ「トク」をしますよね。

 それが「徳俵」の由来だと言われています。

 

昔は、相撲は野天で行われていました。

そのため、雨が降ると土俵に雨水がたまってしまうので、俵を取り外して掃き出す必要があったのです。

なので、俵の中には土、砂、玉砂利などが混ぜてあります。

それらを俵の中に入れ、棒で突つ突いて平均化し荒縄で縛ります。

 

そして、ビール瓶で叩いてならし形を整えるのです。

土俵作りは?

土俵作りは呼出しの仕事です。

 本場所、相撲部屋の稽古場地方巡業の場所、海外公演の場所というように、すべての場所の土俵は呼出しが作るそうです。

 

国技館の土俵は、場所初日の5、6日前(普通は火曜日)から、呼出し全員で3日間かけて作ります。

 

この土俵は土を全部入れ替えるのではなく、上から20センチほど古い土を削り取って、
そこに新しい土を入れます。

 これを「打ち直し」と呼んでいます。

 この場合、4トン車2台分位の土が必要だと言われています。

 

土俵を作るには特殊な小道具(たこ、たたき、掻き、 くわ、つき棒、スコップ、一輪車など)が使われますが、機械はいっさい使わないそうです。

相撲の土俵はどうやって作られているの?

まとめ

相撲は日本の国技であります。

どのような意味があり、相撲が国技になっているのか!

その由来を知ることで、本当の相撲の心を知ることができるのですね。

今日も読んでくれてありがとうございました。

次に読む記事です⇒日本相撲協会の役員待遇委員の役職と年収

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