もりもりです。
ヘリコプターのように、自由自在に空を飛ぶトンボ。
トンボのように、空を自由自在に飛んでみたいですね。
トンボといえば、赤とんぼを思い浮かべます。
トンボは、色・形・大きさなど、実に様々です。
なんと、世界に約6000種類、日本でも約200種類もいます。
しかし、驚くべきは、トンボの飛行能力ですよね。
そのうえ眼もすごい。
・トンボの羽の仕組み
・トンボの羽には3つの特徴がある
・トンボの飛行能力がすごい!
・トンボの飛行速度
・トンボの眼はどうなってる?
・トンボはどうやってエサを捕まえるの?
についてお教えしますね。
最後まで読んでくださいね。
スポンサーリンク
トンボの羽の仕組み!
トンボの羽は、左右と前後に羽がついています。
合計4枚の羽がついています。
前の羽の動きを後ろの羽の動きが、追いかけていく仕組みになっているので、非常に滑(なめ)らかに飛ぶことができるのです。
トンボの羽には3つの特徴がある
・トンボの羽は、非常に薄く、1000分の3ミリほど
・羽はやわらかくて飛び方にあわせて、羽の形も変えて飛ぶことができる
・トンボの羽は1枚ごとに筋肉がついているので、それぞれの羽を別々に自由自在に動かすことできる
トンボは、4枚の羽をうまく使いこなすことができるから、いろんな飛び方ができるのですね。
トンボの飛行能力のすごさ!
トンボの飛行能力は鳥を含めた生物界全体でダントツのトップです。
ヘリコプターのように、急停止したり、飛んだままでの空中静止、急に方向転換したり、急加速も可能なのです。
トンボ返りみたいな、裏返って飛ぶこともできちゃいます。
長い距離は無理ですが、少しだけなら後ろへ飛ぶこともできます。
羽を使って飛ぶ生きもので、後ろに飛ぶことができるものは少ないです。
トンボの飛行速度
トンボが羽をはばたく回数は毎秒20~30回くらいで、最も速いトンボだと、時速100キロほどのスピードを出せます。
オニヤンマ・・・
大きなトンボの、「オニヤンマ」は、時速70キロです。
トンボの種としても、ギンヤンマの最高時速100kmに比肩し得る速力を誇ります。
顎(あご)も非常に強力で、人間の皮膚をも食いちぎれるほど強靭。
しかも自分の体重と同量の食事を僅か30分。
大食い&早食い。
あの、スズメバチでさえ補食します。
ギンヤンマ・・・
次に「ギンヤンマ」です。
頭部と胸部の緑色、腹部の黄褐色が目を引きます。
ギンヤンマは通常のスピードで時速12.5キロ。
最高時速なんと100km。
すごく速いですね。
トンボの眼はどうなってる?
トンボの眼は遠近両用
トンボの異様に大きな眼は、よく知られているように、たくさんの眼が集まった複眼です。
眼の数はざっと1万から3万個あります。
あの半球形の表面に、膨大な数の眼がついているのです。
虫眼鏡で見てみると、蜂の巣のように六角形の形をしています。
個眼ひとつひとつは場所によって大きさが違い、隙間なくびっちりと並んでいます。
おまけに複眼の前方には3つの単眼もあるのですから、目が良くて当たり前です。
15メートルから20メートル先でモソッと動いた小さな虫も見逃さない。
近くも遠くも見えるのは、複眼の上半分が遠視で下半分が近視だからなのです。
複眼が半球型をしているおかげで、視野も抜群に広いんです。
上下左右のものが同時に視野に入ってきます。
唯一の弱点は真後ろ、こればっかりは複眼の視界も届きません。
捕まえるときは真後ろからが基本です。
トンボの複眼を虫眼鏡で見ると、ハチの巣のような六角形の目が集まってできていることがわかります。
トンボはどうやってエサを捕まえるの?
トンボの顔をじっくり見ると、大きな眼と眼の間にかなり大きな口があります。
この大きな口で飛んでいる昆虫を、パクリとくわえてムシャムシャ食べるように思えますが、そうではありません。
エサの捕獲の役割を担うのは口ではなく6本の脚。
その脚は剛毛におおわれ、非常に頑丈にできています。
この脚の先をすぼめて虫かごのようにし、その中に昆虫を捕らえ、適当な木の枝まで運んでいきます。
そこでおもむろにエサを口でくわえ食べるわけです。
オニヤンマは 体長も大きく、スズメバチを食べることもあるそうです。
スポンサーリンク
最後に
トンボの飛び方は、まるでヘリコプターのよう。
すごい飛行能力なのですね。
それに眼も良よく見えます。
ただひとつの死角は、真後ろなのです。
今日も読んでくれてありがとうございました。