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キリンの睡眠は1回にたった20分しか寝ないのは?祖先は首が短かった?

 

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もりもりです。

動物園の人気者。

キリン。

キリンは大きな体に長い首をもち
動物の中でも特殊な姿をしています。

キリンが1回にとる睡眠時間はたったの20分なんですよね。

睡眠時間が短い動物の筆頭が、
キリン。

なんと短いんでしょうね。

それで、あんな大きな体の疲れをとることが
できるんでしょうか?

なぜ、キリンは20分しか寝ないのか?

調べてみました。

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1回に20分しか寝ない理由!

キリンは常に、
ライオンなどの肉食動物に命を狙われています。

落ち着いて休むことなんてできないんですね。(悲)


寝ているときが、一番襲われる危険があるので、
長い時間連続して寝ないようになっているんです。

 

それで、
キリンは1回の睡眠を20分しか取らないんです。

熟睡しているのも1、2分だそうです。

なんと短いのだろう。

 

しかし、、
1回の睡眠時間が短いだけで、
1日に何度も睡眠をとっているので、
すべて合わせると1日に平均5時間ほどの
睡眠時間は確保しているそうですよ。

 

でも小分けにして寝るよりも、
まとめて寝る方が気持ちいいような気もします。

私事ながら、1日中寝てみたい~!

 

そう思うのは人間だけかも知れませんがね。

 

睡眠時間が短いのは草食動物の運命!

体の大きいな草食動物は、
生きるためには大量の草を食べなければ
必要な栄養素をとれません。

大量に食べると、食事に長い時間がかかってしまいます。

 

ウシやウマなどの草食動物は
いつもモグモグやっているのは、
食事に費やす時間を長くする必要があるからなんですが、
そのぶん睡眠時間が短くなるし、
そのうえ草食動物は肉食動物に狙われるため、
常に警戒していなくてはならない。

 

少し寝ては目を覚ますというコマ切れの寝方で、
しかもいつでも逃げられるよう立ったまま寝るのが普通なのだ。

 

肉食動物に襲われないため
やはり大自然に生きる上で
避けて通れないのが弱肉強食の世界ですよね。

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キリンの祖先は首が短かった?

キリンはシカの仲間から分かれた動物です。

キリンの祖先は森の中で暮らしていて体も小さく
首も短かったそうです。

現在のキリンの姿からは想像できないですよね。

 

 

やがて、森を出て生活の場を草原に変えたのですが、
このことをきっかけにして体が大きくなっていったそうです。

 

なぜ?

 

草原は、森のように隠れる場所があまりないので、
敵に見つかりやすいです。

そのような場所で生きていくためには、
敵よりも速く走れるか、
敵に負けない大きな体にするしかなかったのです。

 

そして、
キリンの先祖は体を大きくすることを選択し、
足も長くなります。

 

 

昔は首の長い種と短い種の両方いたようだが、
首が短いと、水を飲むときに前足や体を折り曲げる必要が出てくる。

 

そうすると、肉食動物に襲われたときに、
逃げにくくなってしまう。

 

そのため首の短い種は絶滅してしまったと考えられています。

 

また、首が長いと他の動物が届かない木の上の方ある葉を
食べることができたり
敵の接近を早く知ることができるなどの利点もある。

 

そのような事情で、
現在の首の長い種が生き残ってきたのでしょうね。

 

キリンの舌が黒くて長いのなんのためなの?

草食動物が幸せなの?肉食動物が幸せなのか?

草食動物は、1日のうち、ほとんど食べる時間に費やしています。

そして、肉食動物に襲われないよう落ち着いて寝ることもできません。

 

それに対して、
肉食動物は獲物を獲り、
それを食べた後は、2~3日昼寝ばかりして暮らしています。

草食動物に襲われることなどもないでしょう。

 

一体どっちが幸せなのだろうかと、
考えませんか?

どちらにも幸せがあるんでしょうけど、
襲われるという恐怖がない肉食動物の方が、
幸せに思えてきます。

 

 まとめ

生きていくために、
肉食動物に襲われないために
睡眠時間を短くしなければならない。

草食動物ってなんだか悲しいなぁ・・・

って思ってしまいます。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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