もりもりです。
ねえ、真空の宇宙でマッチに火をつけることってできるのかな？
おお、確かにそれは興味深い質問だね。でも、酸素がないと燃えないんじゃない？
そうだよね。でも、マッチって一度火がついたら、酸素がなくてもしばらくは燃え続けるんじゃないの？
そうかもしれないけど、真空の宇宙では気圧もないから、火が燃え続けるには燃料と酸素がどちらも必要だよ。
そうか、でも、もし防水・防風マッチだったら、風は気にしなくていいから点火できるかもしれないよ。
それはありえるかもしれないね。でも、やっぱり酸素がないとダメだから、真空の宇宙でマッチに火をつけるのは厳しいんじゃないかな。
うーん、残念だけど、そうかもしれないね。でも、防災用具やアウトドア用品としてマッチは再注目されているから、役に立つ場面はあるんだろうね。
そうだね。マッチに火をつけるのって、今ではめっきり見かけなくなったけど、やっぱり必要な時には頼りになるアイテムだよね。
マッチの仕組みから真空の宇宙でも燃える？ 知って得する情報の記事です。
ぜひ最後までお楽しみください！
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マッチの仕組み
マッチの先っぽの薬剤が塗られている部分（頭薬）は、硫黄（いおう）など、実際に燃えるもの「可燃剤」と、高温になると酸素をだす塩素酸カリウムなどの「酸化剤」を混ぜ、ニカワなどで固着させたものです。
それをマッチ箱の側面にあるザラザラした部分（側薬）とこすり合わせると、側薬中の赤リン「発火剤（還元剤）」が摩擦熱（まさつねつ）で着火して頭薬が燃焼、やがて木や紙の軸に燃え移るというのがマッチの仕組みです。
マッチは真空の宇宙空間でも燃える？
燃えるのに必要な3つの条件
燃焼には「燃えるもの（可燃剤）」と「酸素」、それに「温度」が必要です。
マッチはその3つを備えているので、真空の宇宙空間でも燃えるのです。
これは、点火して火花が出ている棒状の玩具火花を、水中に入れても燃え続けているのと同じこと。
可燃剤と酸化剤を固めたものという組み合わせは、日本の中型ロケット「イプシロン」の固形燃料エンジン（可燃剤と固着剤にはアルミニウム粉末とブタジエン系ゴム、酸化剤には過塩素酸アンモニウム）と同じです。
宇宙ロケットが真空の宇宙で燃えて推進力を得るように、マッチの頭薬も真空の宇宙で燃える！
ただし、真空の宇宙でマッチが燃えていられるのは、塩素酸カリウムが酸素を出している間だけ、頭薬部分が燃えれば、すっと消えてしまう。
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最後に
燃え盛る炎の力で人々を救ってきたマッチ。その仕組みや真空の宇宙空間での燃焼可能性について探りました。マッチの知られざる一面を知って、あなたもマッチ愛好家になってみてはいかがでしょうか？最後までお読みいただき、ありがとうございました。
マッチの仕組みと、マッチは真空の宇宙空間でも燃えるのかについて記事にしてみました。
