もりもりです。
わんこ先生。
昼間は、聞こえることがない遠くの音なのに、
なぜ夜になるとよく聞こえるの?
ニャン太くん。
それはじゃな、まわりが静かになるなんじゃ、
ほかにもいくつかの要因もあるんじゃよ!
・遠くの音が聞こえるための、4つの条件!
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遠くの音が聞こえるための、4つの条件!
1つ目
夜は騒音が少なくない
昼とくらべて、夜は騒音が少なくなり周りが静かになる。
そのぶんだけ音が聞こえやすくなります。
2つ目
風向きが変わる
音は空気の振動なので、風上から風下に向かって伝播しやすい性質があります。
海に近い地域では、昼間は海から陸に向かって風が吹いていますが、夜になって陸から海に風が吹くため、陸で発生した音が聞こえやすくなるのです。
3つ目
逆転層が出来ている
大気に『逆転層』という空気の層が、出来ているからです。
通常、地表から1100メートルぐらいまでは、1kmあたり6.5℃の割合で温度は低下します。
しかし、冬の冷え込む夜などでは、放射冷却によって地表面付近の空気が過度に冷えて、上空に行くほど気温が高くなります。
このとき、地上から上空に発せられた音が地上に戻ってきます。
そのため、聞こえやすくなるのです
4つ目
空気の湿度
湿度が高く空気中の水蒸気が多いと浮遊する水分子の密度が高くなります。
すると、音の周波数によっては振幅が減衰しににくなり、遠くまで音が到達するのです。
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最後に
夜になると遠くの音がよく聞こえるのは、4つの要因があったからなんですね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。