もりもりです。
わんこ先生。
帰省シーズンで、またクルマが混んでる~。
クルマが多いから渋滞するんじゃが、
原因はほかにもあるんじゃよ!
お盆や年末などの帰省シーズンになると、高速道路では長い渋滞が発生します。
クルマの数が一定量を超えれば渋滞するのも当たり前と思ってしまう。
だが、原因はそんなに単純なことではないようだ。
・高速道路はなぜ渋滞するのか?
・時速70キロが渋滞の始まり
についてお話ししますね。
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高速道路はなぜするのか?
高速道路の渋滞のおもな原因は、工事渋滞、事故渋滞、自然渋滞の3つです。
どの渋滞にもいえることだが、前を走っているクルマがブレーキを踏むと後続車もブレーキを踏むことになり、徐々に走行しているクルマ全体のスピードが遅くなり渋滞が発生する。
そして、最終的に渋滞の最後尾のクルマは止まってしまう。
工事渋滞や事故渋滞は通行車線が規制されるため、必然的に車線距離が狭くなる。
自然渋滞は天候や通行時間など周囲の環境や車の速度はもちろんのこと、高速道路の渋滞しやすいポイントで起こることが多い。
渋滞が起こりやすい場所
事故や工事による車線規制、料金所などの〝障害〟を除く、渋滞が発生しやすい場所。
①インターチェンジやジャンクション
②上り坂やトンネル
※インターチェンジやジャンクションはクルマが流入してきても、ブレーキを踏まなくてすむような車間距離をちゃんと、たもっておけば渋滞の原因にはなりません。
※上り坂やトンネルはクルマが減速しないよう気をつけていけば、やはり渋滞の原因にはならない。
けっきょく高速道路の渋滞は、ドライバーがブレーキを踏まないよう車間距離をしっかり保っていれば原理的には発生しないといことです。
●下り坂や上り坂で、スピードが落ちる
●インターチェンジやジャンクションなどで車が流入する
時速70キロが渋滞の始まり
『渋滞学』を提唱する東京大学の西成活裕(にしなりかつひろ)教授によると高速道路では時速70キロ、車間距離40メートルが渋滞の始まりだそうです。
これ以上車間距離が短くなるとブレーキを踏むハメになり渋滞が発生する。
しかし、ほかの車に割り込まれても、じっと我慢、車間距離を40メートルに保てば渋滞は発生しないという。
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最後に
ようするに、工事渋滞や事故渋滞をのぞく、自然渋滞はちゃんと車間距離を保っていれば起こらないということなんですね。