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結婚式のウェディングケーキの起源は!入刀の儀式と結婚指輪の由来!

 

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もりもりです。

今日は結婚式の披露宴でよく見かける、
ウェディングケーキについての
記事を書いてみようと思います。

 

「それでは新郎新婦にウェディングケーキに
ナイフを入れていただきます」

おなじみの光景ですよね。

 

なんで、
結婚式にはウェディングケーキが
使われるのでしょうか?

 

ケーキじゃなくていいんじゃないって思いませんか!

 

そんなウェディングケーキの起源について
調べてみました。

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ウェディングケーキの起源!

結婚式でウェディングケーキが、
はじめて登場したのはローマ時代だと
いわれています。

 

そのころは、
裕福な家で結婚式をあげるときは、
特製のケーキが出されていたようです。

 

そして、
花嫁(はなよめ)と花婿(はなむこ)が一緒に
このケーキを食べ参列している客にも
食べてもらったのでした。

 

ケーキは「豊かさ、幸せ」を意味していたのでした。

客たちは自分たちにも、
そんな「豊かさ、幸せ」が分け与えられることを願いつつ、
ケーキを食べたのでした。


それと、
当時は、今と違って花嫁の頭の上でケーキを切られたんですね。

頭の上でケーキを切るなんて
大丈夫だったんでしょうか?

頭が切れることのないようにはしていたんでしょうけどね。

でも怖くなかったんでしょうか!

 

また、
ヨーロッパでは結婚式に招かれた客が、
それぞれ香料入りのパンを持ち寄り、
テーブルの上に山のように積み上げる習慣が
あり、

花嫁と花婿は山のように積み上げられたパンを
はさんで立ち、パンの山越にキスを交わしたそうです。

 

幸せそうな光景が浮かんできませんか!

 

ケーキと同じように
パンの山も、幸せの象徴だったんですね。

 

ところで、
ケーキは英語のcakeからきたものですが、
その意味はもともと平たく丸いパンのことだったのです。

 

ケーキは、最初のころは、
小麦粉を牛乳でこねて、粥(かゆ)状にしたものを
平たく焼いたもので、
パンとあまり変わりのないものだったようです。

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ケーキ入刀の儀式の由来!

ケーキ入刀の儀式の由来には2つの諸説があります。

①、ギリシャ神話の一説

愛し合う若いふたりが、
将来を誓い合ったときに、
1つのパンを分かち合って永遠の愛を誓ったという
ギリシャ神話の一説によるものです。

 

②、アメリカでの風習

結婚式に招待したゲストへ新婦の母親が
ウエディングケーキを作り、
新婦がケーキをカットして皆様に配るという
風習のあるアメリカでのお話です。

 

結婚指輪の由来

ご存知のように、結婚指輪は「永遠の愛のしるし」ですが、
一説によると「略奪のしるし」でもあったのです。

 

愛し合う者同士が結婚すれば幸せなんでしょうが、
略奪結婚が行われていた時代があり、
男は捕まえた女性に環(わ)をはめて
「略奪のしるし」にしていました。

 

つまり、
略奪され、腕や足にはめた環をはめられた女性が
略奪した男の財産だということを表していたのです。

 

まるで奴隷(どれい)のようです。

 

そういった風習が、
いつの間にか指輪に変わっていったというわけなんですね。

 

もちろん、
こんな悲しい話ばかりではありません。

 

指輪の円が、
永遠あるいは完全さを意味しているという
説もあるようです。

出来れば永遠を意味している方がいいですね。

まとめ

結婚式にウェディングケーキが登場することに
何も考えなかったですが、
ウェディングケーキにはいろんな意味があったのですね。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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