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血液の働きとむくみ防止方法!貧血予防に良い食べ物と控えたい食べ物は?

 

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もりもりです。

人体の不思議。

血液は、体重の約13分の1を占めています。

各細胞組織に酸素や栄養を届け、老廃物を回収しています。

そして、病原体から体を守ったり、止血したり、体温を調節するなど、さまざまな働きをしてくれています。

 

・血液の働きとデータ

・血液の酸性・アルカリ性は食べる食品には影響されない

・足のむくみには適度の締め付けが効果的

・貧血の予防に良い飲み物・食べ物

について記事にしました。

(出典元:徹底図解人体のからくり)

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血液の働き

血液は、骨の内部にある骨髄でつくられています。

 

新生児は全身の骨格で血液がつくられます、成人は一部の骨格に限られています。。

 

血液は、血球と呼ばれる有形の成分と、血漿(けっしょう)と呼ばれる液体の成分で構成され、血球が約4割、血漿が約6割の比率で共存しています。

 

有形成分には、酸素を運搬する赤い色をした赤血球や、外部から侵入した病原体や異物を殺す働きをする無色の白血球、止血などで活躍する血液を凝固させる血小板などがあります。

 

血漿は、血液を沈殿させると上に残る淡黄色の液体で、約9割が水分。

 

少量のタンパク質やブドウ糖、塩分、カルシウム、カリウム、リン、ホルモンなどが溶け込んでいます。

 

血液のデータ

・全血液量=体重の約13分の1(体重65㎏の場合、約5000㎖)

・血液の寿命=赤血球は100~120日。白血球はまちまちだが約2週間

・全血液量の5分の1以上が失われると酸素欠乏症となり、3分の1以上を失うと失神、2分の1で即死

 

血液の酸性・アルカリ性は食べた食品には影響されない

酸度・アルカリ度を示すpH(ペーハー)では、中性のpH7を基準に、それ以下が酸性、それ以上だとアルカリ性で、血液はpH7.35~7.45の範囲。

血液は弱アルカリ性になります。

 

「肉などの酸性食品を食べると血液が酸性になる」とか「野菜や果物はアルカリ性食品だから体に良い」といわれますが、たくさん食べたからといって、それで体内のpHが変化することはないです。

 

そう簡単に食事が影響したのでは、体内の恒常性が保てなくなるからです。

 

食品に影響されることはほとんどないに等しい。

 

人体には、常に一定の状態を維持する恒常性機構が備わっており、各臓器から産生される多種多様な物質ともバランスをとりながら、弱アルカリ性に保たれりようになっています。

 

足のむくみには適度の締めつけが効果的

体重の3分の2は水分で構成されています。

 

血液やリンパ液だけでなく、細胞と細胞の間にも組織液というクッションとなる液体が満たされています。

 

通常は、体の調節機構によって一定に保たれていますが、長時間座っていたり立っていたりすると、足の静脈に血液が溜まり、静脈内の圧力が高くなります。

すると、その圧力によって静脈から組織へと押し出された血漿(けっしょう)が、細胞の隙間に溜まってしまいます。

 

この組織液が過剰になった状態が、むくみなのです。

 

むくみ対策にはさまざまな方法がありますが、「医療用弾性ストッキング」もそのひとつです。

下肢静脈瘤の治療として開発されたのですが、手術後に起きやすい「エコノミークラス症候群予防」にも用いられています。

 

この、「医療用弾性ストッキング」を履くことで適度の締め付けが血行を促してくれるのです。

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貧血予防に良い食べ物と控えたい物

(出典元:健康長寿ネット)

貧血予防に良い食べ物・・・

野菜、果物、芋類  

野菜、果物、芋類はビタミンCを多く含んでいるので、鉄の吸収率がアップ。

 

かき、しじみ、あさり、鮭  

かき、しじみ、あさり、鮭は赤血球をつくり出すビタミンB12を含みます。

 

緑黄色野菜  

緑黄色野菜には正常な赤血球をつくるのに必要な葉酸を含みます。

 

魚介類やレバー、大豆  

魚介類やレバー、大豆には赤血球中のヘモグロビンが作られるときに必要な酵素の成分である銅を含みます。

鉄を摂取しても銅が不足していると、ヘモグロビンは正常につくられなくなります。

 

肉、魚、卵、乳製品  

肉、魚、卵、乳製品など動物性たんぱく質と一緒に補うと鉄の吸収が高まります。

 

貧血予防のために控えたほうがよい物・・・

緑茶、紅茶、ウーロン茶、コ-ヒ-  

緑茶、紅茶、ウーロン茶、コーヒーなどタンニンを含む飲み物を食事中や食直後に摂取すると、タンニンが鉄と結合して鉄の吸収を悪くします。

 

玄米、おから、ふすま  

玄米、おから、ふすまなど不溶性食物繊維を含む食べ物を摂取すると一緒に排泄され、鉄の吸収を阻害します。

 

加工食品  

ハムやソーセージ、練り製品、その他加工食品、清涼飲料水、スナック菓子などに使用される添加物の一種であるリン酸塩は鉄の吸収を阻害します。

 

まとめ

血液の働きなどについて書きましたが、アルカリ性食品をたくさん食べると、血液がアルカリ性になるとかはないそうです。

 

今日も読んでくれてありがとうございました。

次に読む記事はこちら⇒リンパ節の働き!リンパ腺が腫れる原因とマッサージで老廃物を排出する!

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