もりもりです。
貧乏ゆすりしている人を見ると、なんて落ち着きがないやつなんだ!
うざいな~とか、思いませんか?
本人はぜんぜん悪気はないのでしょうけど、見ていたらイラつきますね。
だが誰しも、緊張したりすると首や肩を回したり、足をひんぱんに動かしたりします。
貧乏ゆすりも、それと同じようなものなのかもね。
でも意外と、貧乏ゆすりは健康効果があるんです。
その意外な効果とは?
・貧乏ゆすりの意外な効果?
・貧乏ゆすりの原因
・貧乏ゆすりの語源
についてお話ししますね。
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貧乏ゆすりの意外な効果?
貧乏ゆすりをすると〝『幸せホルモン』と呼ばれる脳内ホルモン〟『セロトニン』の分泌が増えるといわれている。
セロトニンは、心に安らぎをもたらしたり、ノルアドレナリンやドーパミンといった神経伝達物質の作用をうまく制御したりしてくれます。
すごく重要なホルモンのひとつです。
セロトニンを増やすのに有効なのが、〝リズム運動〟です。
ウォーキングや音楽に合わせた軽い体操、ダンスなど、規則的なリズムを繰り返す運動をすると、セロトニンの分泌が高まることがわかっています。
貧乏ゆすりをすることでも、リズム運動と同じような効果が期待できるといわれています。
貧乏ゆすりの原因は?
反射的運動
足の筋肉が何かのきっかけで伸びってしまうと、筋肉は反射的に縮もうとします。
それが何回も繰り返されるうちに貧乏ゆすりになってしまうのです。
血行不良
イスなど長時間座った姿勢でいると、下半身の血流が悪くなってしまう。
貧乏ゆすりは、下半身の血流を改善するため、無意識に足を動かしているのではないかといわれています。
下半身の血流が悪くなると、エコノミー症候群*1で死ぬこともあります。
じっとしているよりも血行が良くなります。
気をまぎらわせるため
誰でもですが、何もしないで、じっとしていることは退屈で精神的にも不安になります。
そんな不安な気持ちをまぎらわすために、足をゆらしているのではともいわれています。
たしかに、気分が落ち込んだりしたときには、体を動かすのが一番いい方法です。
病気
「レストレスレッグ症候群(RLS)」といわれるもので、体を動かしていないと、腕や足を激しく動かしてしまう病気です。
激しく動かさないためにも小刻みに体を動かす必要があるのです。
貧乏ゆすりの語源は?
貧乏な人が寒さに震えるようす。
また、昔、高利貸しが貧乏な人から借金を取り立てるとき、足をゆすったからともいわれています。
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最後に
じっとして体を動かさないことは、すっごくストレスがたまるし、血行も悪くなります。
脳が体に、動かせって命令しているのかもしれませんね。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
*1:長い時間座りっぱなしのあと、急に激しい運動などをすると、固まった血液が血管につまる病気。死に至る可能性もある