もりもりです。
誰しも〝濡れてで粟(あわ)をつかむ〟経験をしたいものです。
例えば、伸ばした手にお札が吸い寄せられてくれればいうことはないです。
磁石があれば、それも可能かもしれませんね。
・お札はなぜ、磁石にくっつく?
・お札を磁石にくっつけてみよう
についてお話しをしますね。
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お札はなぜ、磁石にくっつく?
お札が磁石にくっつく理由をわかりやすく箇条書きにしてみました。
・お札に使用されている紙幣用の紙に微量の鉄が含まれているため。
・紙幣に含まれている鉄は、お札に印刷されたインクと一緒に磁気インクとして使用されている。
・磁気インクが磁石の磁力に反応するため、お札が磁石にくっつく。
・お札に含まれる鉄の量は微量なので、特別な磁力のある磁石を使用する必要がある。
ただし、磁気インクは、お札の種類によって異なる場合があります。
お札のマイクロ文字には、偽造防止のために磁気インクが使用されている!
日本の1万円札には、お札の裏面に金属箔が貼られており、その金属箔にはマイクロ文字が印刷されています。
このマイクロ文字には、偽造防止のために磁気インクが使用されています。
また、アメリカの100ドル札には、インク中に小さな赤い繊維が混入されており、これも偽造防止のための磁気インクです。
日本の紙幣の偽造防止技術
日本の現行紙幣(お札)には、様々な偽造防止技術が組み込まれている。
見た目でわかるのは、「すかし」「マイクロ文字」「ホログラム印刷」など。
だが、ATMや自動販売機など機械読み取りの際の真贋(しんがん)*1判定に利用できるよう、赤外線センサーや磁気センサーにだけ反応するインクが使われています。
くわしいことは偽造防止の観点から公表されていないものの、同じ色に見える印刷でも赤外線を吸収したりしなかったり、磁力に反応したりしなかったりします。
それを実現しているのは、極微量な鉄を含む「磁性インク」。
お札に磁性インクが使われているかは、わりと簡単に確かめられます。
100円均一ショップなどでも買える超強力な「ネオジム磁石」を利用すればいい。
ネオジム磁石
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お札を磁石にくっつけてみよう
①お札を半分に折り、片側を旗のように立てた状態で机などの平面に置く。
② お札の濃い印刷部分にネオジム磁石を近づけ、接触させたらゆっくりと遠ざける。
③お札が磁石に引き寄せられるように動く。
ちなみに、お札に使わせる磁性インクは少量すぎて、ネオジム磁石で吸いつけて持ち上げるのは不可能。
※ネオジム磁石は磁力が強いので、クレジットカードやパソコン、携帯電話などに近づけると、情報が消えたり誤作動の原因になったりする。
実験の際は、くれぐれもそうしたものをそばに置かないようにしましょう。
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最後に
お札が磁石にくっつく理由について記事にしてみました。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
*1:本物とにせ物。