もりもりです。
鉄は磁石にくっつくけど、なんで銅やアルミはくっつかないの?
金属なのにへんニャの~!
それはだな~。
それぞれ違う原子でできているからだワン!
原子とは、私たちの身の回りにあるすべてを構成している物質のことです。
・銅やアルミにくっつかないのは?
・原子とは?
・紙幣に磁石を近づけるとどうなる?
などについてお話しますね。
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銅やアルミにくっつかないのは?
銅やアルミが磁石にくっつかないのは、それぞれ原子が違うからなんです。
原子の中心には原子核があります。
そのまわりを電子という粒が回っているという構造になっているのです。
原子のなかには電子の動き方によって、もともと磁石として機能しているものとそうでないものがあります。
鉄をつくる原子は前者で、銅は後者。
だから鉄は磁石にくっついても銅にはくっつかないのです。
別の言い方をすれば、鉄は磁石を近づけることで原子の配列を変えて、みずから磁石になる。
しかし、磁石を離すと、原子はまた元の姿に戻り、磁石ではなくなってしまう。
原子とは?
原子とは、私たちの身の回りにあるすべてを構成している物質です。
身の回りのものを細かく分解していくと、最終的に原子にいきつきます。
原子はそれ以上分けられない最小の物質です。
物質の最小単位。
〈例〉水素原子(H)、酸素原子(O)など
紙幣に磁石を近づけるとどうなる?
紙幣をマグネットなどに近づけてみよう。
すると磁石にくっつではあろませんか。
紙幣の印刷に使われているインクは、磁石インクといって磁石にくっつくのです。
これは紙幣がホンモノかどうかを磁石を使った機械で確認できるようにするためだ。
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最後に
磁石が鉄にくっつくのは、原子によるものだというお話しをさせていただきました。
しかし、すべてのものが原子でできているって、不思議ですね。