もりもりです。
令和3年(2021)の人口動態統計では日本人の3大死因のうち、1位はガン(26.5%)、2位が心疾患(14.9%)、3位が老衰(10.6%)なんだ。
でも心臓に関しては、転移した場合を除けばガンにはならないんだって!
なぜかっていうと、心臓は細胞の更新がほとんど行われないため、細胞ががん化するリスクが低いんだって。
健康な心臓を保つためには、生活習慣の改善が大切だね!
記事では、心臓がガンになりにくいその理由やガン細胞の原因について調べてみました。
ぜひ最後まで読んで、ガンに対する正しい知識を身につけてください!
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ガン細胞の原因?
ガン細胞とは、細胞分裂の際の遺伝子コピーのミスが積み重なって、人体の一部の細胞が増殖し続ける性質を持ってしまったものです。
そもそも臓器や器官の細胞には、それぞれ独自の細胞分裂周期があって、全身がバランスよく調律されています。
ガン細胞はその周期から外れてしまい、増え続けるのです。
人体内にありながらも、生きるのに必要な栄養を横取りして細胞分裂を行う。
ほかの臓器や血管を圧迫するほど大きくなるなど、人体とは別の生物のように身勝手にふるまうため、『悪性新生物』とも呼ばれています。
人体の細胞の中でも、新陳代謝が活発で細胞分裂の頻度が高い組織ほど、遺伝子コピーの回数が多いため、ガン細胞になりやすい。
胃や腸の粘膜にガンが発生しやすいのはそのためです。
遺伝子コピーのミスは蓄積するほどガンを誘発するため、年齢を重ねるほどガンの罹患率(りかんりつ)も上がる。
心臓がガンになりにくい理由?
・心臓は体内の多くの器官とは異なり、細胞分裂を行わないので、ガンのリスクが低い。
・心臓は筋肉でできており、ガン細胞が生えるためには、それらの細胞を支配するDNAの変異が必要だが、筋肉細胞はDNAが通常よりも少なく、また複製が遅く、これらの変異が発生するリスクが低い。
・心臓は体内の多くの器官と比較して、少ない数の細胞で構成されているため、ガンの発生率が低い。
・心臓は多くの場合、酸素や栄養素を十分に供給されており、これらが細胞の異常成長を引き起こすのを防いでいる。
・心臓は、体内の他の器官とは異なり、外部からの刺激が少ないため、ガンの発生リスクが低い。
・心臓は常に鼓動しているため、多くの摩擦と熱が発生します。
これは、形成された癌細胞を殺すのに役立つ。
・心臓は、心膜と呼ばれる厚い組織の層に囲まれていて、ガン細胞から心臓を保護するのに役立つ。
これらのことが、心臓細胞を健康に保ち、ガンになるのを防いでいるのです。
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最後に
ガン細胞の原因や心臓がガンになりにくい理由について記事にしてみました。
最後まで読んでくれてありがとうございます。