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雨や雪はどのような原理で降るのか!雨か雪になる違いはなんなの!

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もりもりです。

雨が降っていても

今日は雨やな~!

で終わってしまいます。

 

雨はどんな原理で降ってくるのかなんて
気にしないですよね。

 

しかし、
私は気になりましたね。

 

そこで、
雨はどうして降るのか?

雨や雪になる違いはなんなのか調べてみました。

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雨が降るしくみ!

雨が降る原理についてです。

⓵、川や海など地表の水が、
太陽の熱であたためられます。

 

⓶、あたためられた川や海など地表の水が
蒸発し、水蒸気になります。

 

⓷、水蒸気は空気にまじって上昇して、
冷やされて水滴になり雲をつくります。

 

④どんどん水分がたまって重たくなると、
雨や雪となって地上に降りてきます。

そして、

ふたたび海や川になります。

 

①から④をくりかえしていきます。

これを水の循環といいます。

 

※夏などの気温が高いと雪の結晶がとけて雨で、
冬など気温が低いと雪の結晶はとけずに
そのまま雪として降ってきます。

 

 水蒸気が雲をつくる!

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低気圧の区域内に吹き込んだ空気がその後、
上昇気流になります。

 

また、
まわりよりあたためられた空気も
上昇気流をつくります。

 

地表から離れるほど、
大気層の温度は低く、

そのため上昇した空気は冷え、
水蒸気は水滴になる。

 

水滴の集まりが雲なのです。 

さらに上昇すると水蒸気は

小さな氷の結晶をつくります。

 

「すじ雲」などと呼ばれる巻雲(けんうん)は、
高度1万メートル付近にできる雲で、
小さな氷の結晶の集まりなのです。

 

「あま雲」と呼ばれる乱層雲(らんそううん)は、
3000~6000メートルの高度にできる雲であり、
大部分は氷の粒からできています。

 

雲をつくっている水滴は直径が

100分の1ミリほどの小さい粒で

雲粒(うんりゅう)と呼ばれています。

 

雲粒は高い所にあるため地球の引力が小さく、
空気の中に浮かんでいることができます。

 

地表に落ちてくる雨は直径1ミリ前後であるから、
体積では雲粒の100万倍です。

 

つまり1個の雨をつくるには100万個の雲粒が
必要になります。

 

雲粒が1個の水滴になるしくみは、
とても複雑です。

 

高度6000メートルぐらいになると気温は、
ー20度ぐらいです。

 

この高さの雲の中は水の粒と氷の粒とがまじっています。

 

水の粒と氷の粒がまじっていると

水の粒は急に小さくなり、
氷の粒はどんどん大きくなるという

不思議な性質がある。

 

太平洋側で雪が降らないのは

落ちてくるまでに気温が
上がっていて雪が溶けて雨に

なるからなんです。

 

その境目くらいの気温では霙(みぞれ)に

なります。

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雪が降りやすい場所はどこ!

山沿いは雪が降りやすいようです。

 

大きな山脈があると雪雲が山脈を越えるときに
山の傾斜に沿って上がっていき、
成長して山脈を超えるまでに
雪を降らせてしまうのです。


そして、
山を超えたときには、
もう雪雲は残っていません。

 

しかし、
寒気が強いときは、
一部は山の低いところを通って
雪雲を運び雪を降らせるのです。

 

雪雲は湿った空気が冷たい空気によって発生し、
冷たい空気は重いため低い場所に貯まりやすく、
上空の低いところ(上空約1500mから2500m付近ぐらい)で
なおかつ上空1500mの気温が-6℃以下で
発生しやすくなります。

冬に日本海側は雪でも太平洋側は晴れるのは!

冬の天気の特徴として日本海側は雪でも
太平洋側では晴れること多いですよね。

 
大陸からの冷たい空気が日本海を通るときに
日本海からでる湿った空気により雪雲が発生します。

 

しかし、
日本列島に東西に1000メートル前後山地があるため
その山地を越える時に湿った空気が乾きながら通過するため
太平洋側では雪が降りにくくなるのです。

まとめ

自然はすごいと、

つくづく感じましたね。

雨や雪が降ることで、

水に困らない生活を送ることができます。

 

それは水の循環があるからなんですね。

ありがとうございました。

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