もりもりです。
2016年は、ブラジルのリオデジャネイロで第31回夏季オリンピックが開催されました。
ブラジル国内及び南アメリカ大陸でオリンピックが開催されるのは初めてだったそうです。
リオデジャネイロの人口は2014年において6,453,682 人 だそうです。
リオ・デ・ジャネイロは、ブラジル南東部に位置するリオデジャネイロ州の州都。 世界有数のメガシティであり、国内最大の観光都市です。
サンパウロに次いでブラジル第2位にランクされるようですね。
・平和の祭典であるオリンピックは誕生したのは?
・4年に1度開催される理由は?
・古代オリンピックと近代オリンピックの違い?
について調べてみました。
スポンサーリンク
オリンピックの誕生は?
オリンピックの起源は古代ギリシアで行われていた「オリンピア祭典競技」です。
考古学的な研究によれば紀元前9世紀頃に始まったといわれています。
現代とは異なり、ギリシアを中心にしたヘレニズム文化圏の宗教行事でした。
全能の神ゼウスをはじめ多くの神々を崇(あが)めるための体育や芸術の競技祭だったのです。
この祭典はギリシャ全土をあげて行われ、ギリシャ各地の都市国家群はたとえ戦争中であっても休戦して参加しなければならなかったそうです。
当時のギリシアにはオリンピア地方で行われていた「オリンピア祭典競技」のほかに、コリント地方の「イストミアン・ゲームズ」、 ネメア地方の「ネメアン・ゲームズ」、デルフォイ地方の「ピシアン・ゲ ームズ」などが4大祭典競技として知られています。
こうして宗教行事として行われていたギリシア時代のオリンピックを、現在のオリンピックとは区別して 古代オリンピックと呼びます。
オリンピックが4年に1度開催される理由は?
オリンピックが開催されるのは4年に1度ですよね。
なぜ4年に1度なのか、その理由としてはいくつかの説があります。
最も有力な説は、古代ギリシア人が太陰歴を使っていたからというものです。
現在、使われている太陽暦の8年が、太陰暦の8年と3カ月にほぼ等しいことから、8年という周期は古代ギリシア人にとって重要な意味をもっていたのです。
暦を司るのは神官であり8年ごとに祭典が開かれるようになり、後に半分の4年周期となりました。
太陰暦では49カ月と50カ月間隔を交互にして開催されていたようです。
古代オリンピック
古代オリンピックで一番最初に行われた競技は「スタディオン」という競走でした。
やがて競技が増えていき、紀元前668年の第23回大会ではレスリング、ボクシングが開催種目として確認されています。
ギリシア人以外の参加を認めていない古代オリンピックですが、紀元前126年、ローマ帝国がギリシアを支配してから地中海全域の 国から競技者が参加するようになっていきました。
392年、ローマ帝国が国教をキリスト教に定めたことで、ギリシアのオリンピア信仰の儀式であった古代オリンピックは、 翌年の第293回大会を最後に1169年間続いた伝統を閉じました。
その後1500年の歳月を経て、1892年にフランスのピエール・ド・クーベルタン男爵がオリンピック復活の構想を明らかにし、世界中から賛同されました。
世界平和を究極の目的とした、スポーツの祭典は、1896年にオリンピック発祥の地ギリシアのアテネで第1回大会が開催されました。
これは、古代オリンピックに対し、近代オリンピックと呼ばれています。
スポンサーリンク
近代オリンピック
1896年、第1回大会はオリンピックのふるさとであるギリシアのアテネで開催されたのです。
アテネ大会では欧米先進国の14ヵ国が参加し、陸上、水泳、体操、レスリング、フェンシング、射撃、自転車、テニスの8競技43種目が行われ ました。
男子の出場しか認められていませんでしたが、280人の選手が参加しました。
第2回パリ大会から女子の出場が認められ、以来1世紀にわたり、近代オリンピックは歴史と伝統を築いてきました。
21世紀最初のオリンピックとなる2004年は、原点に戻ろうという意識もあって、再びアテネが選ばれました。 近年、華美(かび)になり過ぎ、お金もかかり過ぎるようになりました。 その警鐘(けいしょう)もあって、第1回のオリンピック精神の再確認という意味合いもあるのではないでしょうか。
まとめ
オリンピックは平和の祭典と呼ばれていますよね。
本当に平和につながるものであってほしいものです。
メダル獲得は必要ですが、楽しむことができるオリンピックであってほしいですね。
今日も読んでくれてありがとうございました。
スポンサーリンク