物知り博士になろう

おもしろ雑学ブログ

へそのゴマを取るとお腹が痛くなるのは?すごくくさいゴマの正体は?

もりもりです。

おまえさ~!
へそのごまとって腹痛くなったことないか?

へそをさわりすぎたときに、
痛くなったときあるぞ!

へそのゴマを取るとお腹が痛くなると、子どものころによく言われたですね。

実際に、痛くなった経験もあります。

でも、なぜへそのゴマを取るといけないのか?

その疑問についてお答えしますね。

・へそのゴマを取るとお腹が痛くなるのは?

・ほんとうに痛くなるの?

・ゴマの正体は?

・へそは汗をかかない?
についてお話ししますね。

スポンサーリンク

 

へそのゴマを取るとお腹が痛くなるのは?

へそはくぼんでいて、『ゴマ(垢とゴミ)』がたまりやすい場所です。

ゴマがたまっていると、どうしても取りたくなりますよね。

でも、昔から〝へそのゴマは取ってはいけない〟といわれています。

それは、へそを触(さわ)りすぎるとお腹が痛くなるという理由からです。

ほんとうに痛くなるの?

へその下には、皮下脂肪や筋肉がほとんどありません。

すぐ下には腹膜(ふくまく)*1がある。

そんな、デリケートなへそを爪などでほじほじすれば、腹膜を刺激してしまいます。
ひどくなると『腹膜炎』『へそが炎症』を起こすこともあります。

何がなんでも、へそのゴマをとりたいのなら、お風呂に入ったときに石けんをつけたタオルを指にかぶせて、数回かるく洗いましょう。

こびりついたゴマは綿棒にオリーブオイルをつけてからふきましょう。

オリーブオイルでへそのゴマをふやけさせると、スムーズにゴマをとれます。

ゴマの正体は?

垢(あか)や、体からはがれた皮膚や皮脂、着ている服の繊維や空気中に漂うホコリ。それらが、まざったものがゴマの正体です。

なので、同じ色合いの服ばかり着ていると、その色の繊維がゴマに多くまじるので、このんで着ている服の色になるそうですね。

 

おへそに潜むバクテリアの数は何と2300種以上

おへそに潜むバクテリアの数は何と2300種以上と、すごい数です。

こんなバクテリアを、へそにためると、へその傷からごまの雑菌が入ったりして、『臍炎(さいえん』*2が起こりやすくなるそうです。

へそは汗をかかない?

へそは胎児のころ母胎とつながっていたへその緒のなごり。

そのため汗腺(かんせん)がなく、人間の皮膚では唯一(ゆいいつ)汗をかかない部分なんだとか。

スポンサーリンク

 

最後に

へそのゴマをとると・・・
意外にも、昔から伝えられていることには、ちゃんとした根拠があるものが結構あるようですね。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

*1:腹膜は、胃や肝臓といった腹部の臓器の全体ないし一部をおおっている薄い半透明の膜

*2:おへそが感染して膿(うみ)が出たり痛みがあったりする病気を臍炎(さいえん)と言う