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空が青く見えるのはなぜ?人間以外の動物や生き物が見ているのはどんな色?

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もりもりです。

晴れわたる青い空。

なんて美しいんでしょうね。

なんで空は青いんだろうって思ったことはないですか?

ガラスなどの透明なもの以外、すべてのものに色があります。

・色が見える原理?

・空が青く見えるのは?

・生き物によって同じ物でも色が違って見える

・人間以外の動物や生き物の色の見え方!

についてお教えしますね。

最後まで読んでくださいね。

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色が見える原理?

私たちは、いろんなものや色に囲まれた生活をしています。

たとえば、草花、空と海、テレビ、雑誌、信号、服、などです。

これらのものには色がついています。

しかし、

実際には〝物自体に色がついているわけではない。

たとえば、トマトは赤い色をしている。

しかし、その色がは本当に正しいとはかぎらない。

なぜかというと、色というのは光が物体に反射して見える反射光だからです。

目を通して入ってきた光を認知して、〝人の脳が色を作り出している〟からです。

色とは、物が見えるとき、その物からきた光によって、目の網膜が刺激されたときに生じる感覚の一種なのです。

 

物自体が光を発する場合もあるが、そのものに反射した光で、そのものに光が当たったとき、反射する光の色がその物の色に見えるのです。

 

太陽や電灯の光には、『赤、橙、黄、緑、青、藍、紫』など、いろいろな色が混ざっている。

たとえば赤い紙があったとすると、その赤い紙は光のうちの赤い光だけを反射し、その他の色は通過または吸収する。

その結果、赤い色に見えるのです。

 

他の色についても同じ原理なのです。

ただし、黒と白に関しては違う。

 

黒色に見えるのは7色の光すべてを吸収した状態のとき。

白色に見えるのは7色の光すべてを反射した状態のとき。
になる。

空が青く見えるのは?

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空は物ではないので、太陽光線を見ていることになります。

青く見えるのは、太陽光線が大気中を通過するとき、空気中にある分子や細かい塵(ちり)などに当たって、〝波長の短い青や紫の光を反射する〟ためです。

そのときの反射の仕方が一定方向にだけに向かうのではなく、さまざまな方向へぶつかり散乱するため、どこから見ても空は青く見えるのだ。

 

赤い光は波長が長く、まっすぐに進むため、自分に向かってきたものしか目に入らない。

夕焼けの場合も理屈は同じです。

 

ただ、昼間の太陽は真上からさしこむため、太陽光線は地球をとりまく大気の厚みの分だけ通過しますが、陽がしずみかけて太陽光線が斜めから差し込むようになると、太陽光線は大気中を昼間よりも長い時間かけて通ってくることになります。

 

そのため波長の短い青系の光は、大気中を通過するとき遠くの方で散乱してしまい、
波長の長い赤系の光だけが目にとどいて夕焼け空に見えるのです。

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生き物によって同じ物でも色が違って見える!

人間が見ている景色と人間以外の生き物の目に映る景色は違う。

それは、目の果たす役割が違うからです。

 

光は電磁波というエネルギーの一種で、波長の違いで性質が異なる。

 

その中でもごく一部のもの、約380nm~780nm(10億分の1m)の波長の電磁波に私たち人間は色を感じるようになっているのです。

色覚異常でなければ、人間はほぼ同じ色を見ている。

 

しかし、人間とほかの生き物が同じ物に対して、同じ色を見ているのではない。

色彩感覚(色覚)については、太陽光をプリズムを通して分解すると波長の長い順に
〝赤、橙、黄、緑、青、藍、紫〟と、虹の七色で表現されます。

 

色の識別としては、人間などの大型の類人猿は3原色(赤・緑・青)、犬などの大部分の哺乳類は2原色(赤・青)鳥や昆虫は4原色(赤・緑・青・透明(紫外線))
見分けることが可能なのです。

人間以外の動物や生き物の色の見え方!

【牛、馬】

モノクロを見ている状態です。

馬は黄色を最も識別できて次に緑です。

青と赤は識別できないこともあるようです。

【猿】

ニホンザル、チンパンジー、ゴリラは、ほとんど人間と同じで高度な色覚があります。 ただし、種族によって見え方には違いがあるようです。

オスには色弱や色盲が多くみられるようです。

【犬、猫】

嗅覚や聴覚が優れているが、強い視力を持っていません。

 特に猫は弱視で色を識別することは難しいようです。  

基本は赤・青の識別ですが、黄色と青を識別できる犬もいるようです。

【魚】

金魚、めだか、鯉は、特に識別に優れています。

鯉は人と同じ錐体(色を感じる機能)を持っています。

【鳥】  

人に見えない紫外線も見ることができます。  

種類によって見え方が違いますが、色彩のきれいな雄を持つ鳥類も 雌が色の識別ができるからといわれています。  

鳥の中でも、ハトは20色を識別でき、あらゆる動物の中で識別能力に優れています。

【昆虫】

ほとんどの昆虫は複眼を持ち、30000ものレンズがついています。  

これにより識別に優れ、人に見えない紫外線も見ることができるのです。  

しかし赤外線に近い色は識別はできません。  

夜、紫外線を発した電燈へ昆虫等が集まるのは、このためなんです。

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まとめ

ほかの動物や生き物が、どんな色を見ているのか気にしたことはないですね。

でも、違う色を見ているのを想像すると、なんだか不思議ですね。

今日も読んでくれてありがとうございました。