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カブトムシとクワガタムシのバトル!勝つのはどっち?

もりもりです。

ニャン太くん!
昆虫の横綱といわれる、カブトムシとクワガタムシが本気で勝負したら、どっちが勝つと思う?

 

ぼくは、クワガタムシだと思うよ!
あの大きなクワではさまれたら、いっぱつで勝負は決まると思うよ!

 

カブトムシとクワガタムシも、スズメバチの針をも通さないほど硬い体を持つ、大型昆虫です。

人気・実力ともに東西の横綱だ。

では、一対一で勝負をしたら、どちらが強いのでしょうか?

カブトムシは頭のツノの先端をつかって、相手の体の下に差し込んでの『すくい投げ』が得意。

クワガタムシは相手の胴体を挟んでからの『つかみ投げ』を得意とします。

勝負は?

・カブトムシとクワガタムシ強いのは?

・カブトムシとクワガタムシのツノの違い?

・世界最大のカブトムシ!

・世界最大のクワガタムシ!

についてお教えしますね。

最後まで読んでくださいね。

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カブトムシとクワガタムシ強いのは?

ふつうで考えれば、体の大きなほうが有利といえるだろう。

そこで両者の体の大きさをみてみよう。

カブトムシが体長約50〜70 ミリだ。

いっぽうの、オオクワガタは体長27〜76 ミリ

これだけをみれば、クワガタムシのほうがやや有利にもみえる。

しかし、平均ではカブトムシの方が大きく体重も重い。

さらに、カブトムシのほうが体が厚くて幅も広いのだ。

カブトムシには、クワガタムシの強力なハサミも役にたたないということなのだ。

両者の戦いは、樹液をめぐってしばしばあるそうだが、ほとんどがカブトムシが勝っているそうだ。

カブトムシとクワガタムシのツノの違い?

カブトムシのツノ

カブトムシの頭のツノは、頭や胸の皮膚の一部が発達したものだ。

クワガタムシのツノ

クワガタムシのツノは、アゴが発達したもの。
正式には『大腮(たいさい)』*1という。

 

世界最大のカブトムシ!

ヘラクレスオオカブト

ヘラクレスオオカブトはカブトムシの王様だ。

非常に長い1本の胸角と、頭角よりは短いものの長く反り返った1本の頭角を持つ、立派なカブトムシ。

最も体長が大きく、知名度も人気も一番。

大型の個体の胸角は体長の半分以上を占め、全体長は大きいものでは18cmにも達します。 「ヘラクレス・ヘラクレス(ヘラヘラ)」と呼ばれる個体群が特に大型になることで有名で、胸角も太く立派だ。

 


 

【和名】ヘラクレスオオカブト

【体長】オス57~182ミリ メス48~77ミリ

【寿命】成虫:6~12か月

【ヘラクレスの種類】13種類
ヘラクレス・ヘラクレス
ヘラクレス・リッキー
ヘラクレス・オキシデンタリス
ヘラクレス・エクアトリアヌス
ヘラクレス・セプテントリオナリス
ヘラクレス・パスコアリ
ヘラクレス・プリューゼニ
ヘラクレス・トリニダデンシス
ヘラクレス・モリシマイ
ヘラクレス・トゥクスト
ヘラクレス・タカクワイ
ヘラクレス・レイディ
ヘラクレス・バウドリー

世界最大のクワガタムシ!

ギラファノコギリクワガタ

世界最大のクワガタムシはムシキングで一躍有名になった、『ギラファノコギリクワガタ』だ。

「ギラファ」は、キリンの意味がある。
長いツノをキリンの首に見立てたわけだ。

大型個体ではギザギザのハサミのようなツノ(大腮(たいさい))の長さが体長の半分近くを占めるほど大きなものもいる。

長い直線的なツノには多くのギザギザ(内歯)が生えていて、真ん中より少し前に位置する特に大きい一対の内歯が特徴的だ。

まさにノコギリそのものだ。

左右同じに見えるツノだが、よく見る左右の長さは微妙に異なっているのだ。

左側の方がほんの少しだけ長い。

そのため閉じたときに内歯が上手くかみあう。

 

item.rakuten.co.jp

 


 

【目属科】甲虫目 クワガタ科

【分布】インド・ネパール、ブータン、ミャンマー、タイ、ラオスなど

【体長】オス 52~118ミリ  メス 34~52ミリ

【寿命】成虫:8~10か月

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最後に

やはり、体重差と体の横幅などでカブトムシが圧倒的に強くて、クワガタムシのハサミも役にたたないようです。

最後まで読んでくれてありがとございました。

 

*1:節足動物の口の一部を形成する器官。口の左右に一個ずつある突起状のもので頭部につながる。食物の咀嚼(そしゃく)、特に物をかみ切る時に働く。大腮(たいさい)とも呼ばれる。コトババンク