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わざと目立つように化ける魚アカククリ!社会的擬態と種内擬態とは!

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もりもりでーす。

生きるために自然と備わったのでしょうか!

海の生物みは考えられない力を持っている
生物がたくさんいます。

身を守るために、
ほかの生物に似た、
体型・体色をする魚がいます。

アカククリという魚です。

どんな魚なのでしょうか?

調べてみました。

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ほかの魚に化けて身を守る魚!

周りの物と同化して身を守る、
海の忍者といわれれる魚、
ナンヨウツバメウオ。

 

そのナンヨウツバメウオと
同族のツバメウオの仲間で、
アカククリという魚がいます。


しかし、
ナンヨウツバメウオのように、
周りの物と溶け込む、
隠蔽的擬態とは違って、
標識的擬態といわれる魚です。

 

外見はウミウシに似ていて、
すごくまずそうなヒラムシに
化けて敵をかわすのです。

 

標識的擬態は、
ひたすら隠れるのではなく、 
自分の形態をアピールすることに
目的があるのです。

アカククリの幼魚の特徴

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      アカククリの成魚

アカククリの成魚ナンヨウツバメウオの成魚は、
同じ魚なんじゃないかと思うほど
すごくよく似ています。


しかし、
幼魚は成魚と違って、
ナンヨウツバメウオとは、
ぜんぜん違った容姿をしています。

 

アカククリの幼魚は、
成魚と違い、黒い体色で背びれ、
腹びれ、尻びれ、尾びれの基部、
鼻すじ口部の縁部が赤い。

 

真横から見ると、
黒い体を赤い線が緑取った状態で、
まさにアカカクリ。

 

アカカクリは、
ヒラムシに擬態しています。

 

ヒラムシという生物の、
外見はウミウシに似ています。

美しい体色・擬態を持っているものも多いですが、
扇形動物(サナダムシのようなもの)の一種で、
広くは冬虫や吸虫の仲間です。

 

しかし、
ヒラムシ自身は、寄生生活は送らないし、
ヒラムシを捕食しようとする生物は少ないです。

 

アカカクリの幼魚は、
ヒラムシが捕食されにくいということを
知っているのか?


生きるための知恵なのか、
ヒラムシの特徴をうまく利用しているんです。

 

ひれの動かし方もヒラムシの動きにそっくりです。

 

このように無害な生物が、有毒であったり、
食べてもおいしくないような生物の体色、
形態を真似ることで自分の身を守る標識的擬態を
「ページ型」と呼びます。

 

有毒なシマキンチャクフグに、
そっくりな無毒のノコギリハギなども
これにあてはまります。

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社会的擬態と種内擬態!

社会的擬態・・・

南米の熱帯淡水域に分布する小型のナマズの仲間の
コリドラスには別の形の擬態がみられる。

 

群れを作る種類のなかに、
少数のよく似た体色の別種のコリドラスや
他のナマズの仲間が群れに紛(まぎ)れるのです。

 

このように群れを作る魚に、
そっくりの体色・体型をして、

その群れの中に紛れて生活することを
社会的擬態と呼びます。

種内擬態・・・

アフリカの湖産カワスズメ科の
マウスプリーダーでは、
雄(おす)の尻びれに、
その魚の卵によく似た模様を持つものが多い。

 

産卵後、雌(めす)が卵をくわえようとしたときに、
雄(おす)の尻びれ卵模様もくわえようとする。

 

このときに雄は、放精することで、
卵に確実に精子を振りかけることができるのです。

 

この卵模様も擬態の一種と考え、
種内擬態と称することがあります。

アカククリとは?

分類:スズキ目マンジュウダイ科ツバメウオ属アカククリ

分布: 奄美大島以南、インド・西太平洋、紅海

生息:サンゴ礁域

体長:成魚は体長35cm

体色:幼魚は美しい色彩のため、
観賞魚として飼育される

成魚は食用魚。

体型:頭や体は高く、体高は体長にほぼ等しい。
幼魚は背鰭や臀鰭が著しく発達しているため、
体形は三日月状を呈する 

アカククリの特徴

 成魚は他のツバメウオ類に、
すごく似た体型をしている。

 

しかし、
吻端が明らかに尖ります。

 

幼魚は体が全体的に黒っぽく、
各鰭(胸鰭除く)の縁辺が橙色に縁どられています。

 

これは、
有毒のヒラムシ類に擬態しているとも言われています。

 まとめ

海の生物も身を守るために、
長年かけて進化したのかも
知れませんが、
すごい力だと思いますね。

ありがとうございました。

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