もりもりです。
右利きと左利きの人がいますが、圧倒的に右利きが多いと思います。
世の中、ほとんどのものが右利き用に出来ていると思います。
左利き用は少ないです。
左利きの人は右利きの人よりも器用だといわれています。
本当なのでしょうか。
・左利きは芸術の才能がすぐれている？
・「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は左利きだった！
・左脳と右脳に言語機能を持つ左利き
・右利きと左利きの人の脳の違い
・左利きの人は不便と感じるときは？
について調べてみました。
最後まで読んでくださいね。
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左利きは芸術の才能がすぐれている？
左利きの人は芸術の才能があるといわれています。
その理由として、右利きの人よりも右脳が発達しているからだそうです。
では、右脳と左脳の働きを見てみましょうね。
天才とか芸術的な才能がある人などは 、「右脳が優れている」というようなことを聞いたことないですか？
人間の頭脳は左脳と右脳のふたつに分かれています。
そして、それぞれ働きが違います。
左脳は意識脳で、「言語で操作される頭」です。
言葉で考え、言葉で記憶し、言葉で情報を伝える頭です。
それに対して、
右脳は無意識脳で、「イメージで考え、記憶して、 情報」を伝えます。
通常、人は左脳の意識脳、つまり、言語脳を働かせていて、右脳のイメージ脳はほとんど働かせていないんです。
たしかに、ふだんはイメージで考えて生活していないですよね。
意識して言葉を選び、会話をする日常ですね。
右利きにも有名な芸術家も多いやんって思われる人もいるでしょう。
ただ、右利きの人は圧倒的多いですよね。
ついでに、右利きと左利きの割合を見てみましょうか。
右利きと左利きの割合・・・
世界の人口のうち、左利きの割合は約10％です。
つまり、左利きは10人に1人ということです。
日本人の左利きの割合は人口の約11％と言われていて、世界人口における割合よりもやや高いそうですね。
「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は左利きだった！
レオナルド・ダ・ヴィンチは、なぜだかノートに多くの鏡文字*1を残しています。
その理由は、彼が左利きだったからだそうです。
しかし、本当に左利きは器用だと思いません？
右利きの人は物をにぎったり、掃除をしたりキーボードを打ったりするのことは左手でも、ふつうに使えますが、ご飯を食べるハシやペンなど、細かいことはできませんよね。
でも、左利きの人はご飯のハシを持つのは左手だけど、ペンは右手を使う、その逆もあります。
左利きの人は左右の手を上手に使い分けることができる人が多いように思えます。
こんな統計があるそうです。
アメリカのある調査によると、大卒の男性では左利きの方が右利きの男性よりも約26％も高い給料を得ているそうです。
左脳と右脳に言語機能を持つ左利き
右利きと左利きの人は、脳の構造に違いがあるのではないかという説があります。
左脳と右脳は同じ働きをしてはいません。
・左脳は言語に関する脳で右脳は空間認識などの非言語的な働きをつかさどっている
・左脳は右手の運動を担当し、右脳は左手の運動を担当している
このように、右脳と左脳は違った働きをしています。
左利きは右脳が発達しているので、芸術などの感性にすぐれているいわれています。
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右利きと左利きの人の脳の違い
ある研究によると右利きと左利きの人の脳の違いは、おもに言語野（げんごや）*2にあるそうです。
右利きの人の90～97％は、左脳の言語野が機能しています。
それに対して左利きの人では左脳の言語野が機能しているのは40～70％ほどだそうです。
これだけ聞くと、左利きの人は言語野の働きが少ないと思われますが、左利きの人の15％～40％の人は左脳と右脳の両方で言語機能が働いているのです。
なぜ、左利きの人だけ両方なのか？
左手の運動は右脳と連動しているので、右脳が発達して言語機能をもつようになったと考えれています。
左利きの人の脳をMRI（核磁気共鳴画像）で見ると、左脳と右脳を結ぶ脳梁（のうりょう）が右利きの人よりも太いようです。
つまり、左利きの人は左脳と右脳の互換性が高いといえるのです。
左利きの人が器用だといわれるのは、そのせいかもしれませんね。
左利きの人は不便と感じるときは？
まず左利きが不便なのは、
・電車の改札口が通りにくい
・自動販売機が使いにくい
・右利き用のハサミが使いずらい
など・・・
なぜ左利きになるのかはよくわかっていないようです。
妊娠15週目には、親指扱いによって右利きか左利きかわかるそうです。
それは、胎児は利き腕の親指をなめるからなんだとか。
昔は左利きだと、幼い頃にハシやえんぴつは右手を使うようになおされたものです。
左利きは不便だとかいうような理由でね。
まとめ
左利きが器用だといわれるのは脳の働きが右利きとは違うからなんですね。
たしかに、両刀使いができるのは左利きの人に多いように思われます。
今日も読んでくれてありがとうございました。
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