もりもりです。
血管の長さは、日本列島の約3倍もあります。
すごい長さですね。
そして、大切な働きをしています。
・血管の構造
・血管のデータ
・血管のばしストレッチ
について記事にしました。
(出典元:徹底図解人体のからくり)
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血管の構造
血管は、心臓から送り出された「血液を運搬する動脈」と、実際に「ガス交換を行っている毛細血管」、「老廃物を回収して戻ってくる静脈」の3つで構成されています。
動脈の構造・・・
動脈には高い圧力がかかるので、それに耐えられるように血管壁は厚くて、弾力性があります。
断面は丸く、内膜・中膜・外幕の3層構造をしています。
血管の太さを調整して血流の抵抗を決めたり、血液の分配量を調整している。
静脈の構造・・・
静脈は血液を運搬するだけでほとんど圧力を受けないので、血管壁は薄くて弾力性も乏しい。
断面はつぶれた楕円形をしています。
動脈血が心臓のポンプ作用で押し出されるのに対し、重力に逆行する静脈血は筋肉のポンプ作用で戻している。
そのため、血液の逆流を防ぐために弁がついている。
動脈の弾力が失われて硬くなった状態が動脈硬化。
血管のデータ
・血管の重さ=成人で体重の約3倍
・血管の全長=約6000㎞
(日本列島の長さは約2000㎞)
冷え性・肩こりの正体は?
血管は、寒いときは収縮して血行(血液循環)が悪くなり、皮膚に届く血液量も少なくなる。
冬に指先が冷たくなるのはこのためだ。
逆に、暑いときは血管が広がって血行が良くなる。
この血管の収縮と拡張を調整しているのが自律神経。
寒いと体温が皮膚から奪われないように、血管収縮性の交感神経が働いて血管を縮める。
それによって周囲の筋肉も硬くなり、柔軟性がなくなって血行を悪くするのだ。
それが入浴などで温まると発汗性の交感神経が働き、汗が出るとともに皮膚から熱を発散しやすいように血管が広がり、筋肉も柔軟性を取り戻すので血行が促される。
自律神経のバランスが崩れると、この体温調節がうまく行われなくなる。
これによって引き起こされるのが冷え性や肩こりとなる。
採血に静脈が使われるのはなぜ?
生命維持に必要な酸素と栄養分を届けている動脈は、皮膚の深いところを通っているため、ほとんど見ることはできません。
皮膚に透けて見える血管は静脈で、一般に採血するときは静脈が使われます。
これは、静脈の血管壁が薄く、また血流も遅いので採血しやすいから。
しかも、静脈血は全身を回ってきた血液なので、体内のさまざまな情報が詰まっていて各組織のデータが得やすいからでもあります。
情報は人によって固有の分布パターンがあり、双子といえども異なり、変化することはない。
そこで最近は、生体認証などセキュリティにも利用されています。
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血管のばしストレッチで冷え症を改善!
(ためしてガッテンより)
血管のばし”の方法
5つのポーズを左右30秒ずつ、1日2回(朝と夜)行います。
(計1日10分)
注意点
・呼吸を止めない
・痛みを感じない範囲で行う
・持病のある方は、医師に相談の上で行う
(1)ふとももの血管
1.正座の姿勢から両手を前につき、片方の足を後ろに伸ばす。
2.腰を曲げずに、顔は正面を向いて、太ももの付け根をストレッチする。
(2)ヒザの血管
1.両手で片方のヒザを押さえる。
2.反対の足をゆっくり曲げながら腰を引き、ヒザの裏をストレッチする。
(3)ふくらはぎの血管
1.正座の姿勢から、片方の足を立てる。
2.両手をヒザの上に置いて、反対の足を軽く開く。
3.胸を太ももに付けるように体を前に傾ける。
(4)ふともも&スネの血管
1.正座の姿勢から両手を後ろについて、片足を前に伸ばす。
2.反対の足のかかとをお尻に付ける。
(5)ふともも(裏側)の血管
1.仰向けの姿勢から片方の足を両手で抱える
2.太ももをお腹に近づける
まとめ
血管のばしストレッチで血管を若返らせて冷え性改善してくださいね。
今日も読んでくれてありがとうございました。
次に読む記事はこちら⇒血液働きとむくみ防止方法!貧血の予防に良い食べ物と控えたい食べ物は!
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