もりもりです。
地球が丸いことは宇宙衛星などの写真で
明らかになっています。
しかし、地面は丸く見えずに平らに見えますよね。
なぜ、そう見えるのでしょうか?
その原理や地球の大きさや内部構造を
調べてみました。
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地球は丸いのにどうして地面は平らなの?
宇宙から見た地球の写真には丸い地球が写っているし、
地球儀も丸いです。
でも、
ふだん私たちが歩く道路の地面は丸く見えません。
地球が丸いということを感じることはできませんよね。
プロ野球のドーム球場を知っていますか?
ドームの屋根は遠くから見れば丸くなってるのが
わかります。
もし、
あなたがその屋根にいるアリだと想像してください。
アリは小さくて、
自分のまわりは平らにしか見えないでしょうね。
あなたが地球を平らに感じるのも、
これと同じことで、
地球があまりにも大きいためなんです。
地球が丸いことを確かめる方法
海に行き、水平線近くを見る・・・
遠くからヨットや船がやってきたとき、
はじめに、どこから見えますか?
帆(ほ)やマストなど上の方から見えると思います。
もしも、
地球が平らであるならば、
帆(ほ)やマストなど上の方からでなく、
はじめからヨットや船の全体が
見えてくるはずです。
地球が丸いから上から見えてくるのです。
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地球の大きさと内部構造!
地球はゆで卵のような三重構造
地球の直径は約12,700キロメートル。
地球をぐるりと一周すると約4万キロメートルあります。
※、偶然4万キロメートルという切りのいい数字に
なったわけではないのです。
「地球の子午線の北極から赤道までの距離」の
1千万分の1を1メートルと定めたので、
地球一周の長さは4万キロメートルなのです。
日本の北海道から沖縄県の西表島(いりおもてじま)まで
だいたい3000キロメートルです。
地球一周の、10分の1もありません。
地球は半径約6400キロメートルの球体で、
そのほとんどが岩石と金属です。
内部構造は大きく3つで、
中心に鉄やニッケル等の金属でできた核、
その周りには超高温、超高圧状態の岩石からなるマントルがあり、
一番外側は岩石を主成分とする地殻で覆われています。
ゆで卵にたとえると、
核が黄身、マントルが白身、地殻が殻(から)です。
核は鉄やニッケルが個体となっている内核と、
液体として存在する外核に分けられます。
外核と内核の境界面は深さ約5100キロメートルの地点です。
マントルは上下に分かれ、
上部マントルは主としてカンラン石からなります。
マントル遷移(せんい)層ではカンラン石の結晶構造が変わります。
そして下部マントルは主として、
酸化マグネシウムとペロブスカイトという
鉱物からなります。
一方、
地殻は玄武岩質の「海洋地殻」と花こう岩質の「大陸地殻」があり、
大陸地殻の方が軽いため、2つの地殻がぶつかる場所では、
海洋地殻を含む海洋プレートが沈み込む。
海洋域の地殻の厚さは約6キロメートルと薄くて均一であるが
大陸域では地殻の厚さは場所ごとで違います。
たとえば、
通常の大陸域での地殻はの厚さは30キロメートルほどですが、
ヒマラヤのような高度の高い場所の地殻の厚さは、
90キロメートルにも達します。
地殻とマントルは海底では約6キロメートル、
大陸では25.75キロメートルの深さにある
モホロビチッチ不連続面によって分けられます。
地殻(ちかく)
地表に近い岩盤で、大陸地殻と海洋地殻に分けられます。
地球物理学的には地表面からモホロビチッチ不連続面(モホ面、地殻と
マントルの境界面)までを指します。
マントル
核の外側にある層です。
深さ410〜660キロメートル付近にある地震学的不連続面
(地震波の速度・密度が急激に上昇する場所)で囲まれた領域。
外核
液体。
深さ2900~5100キロメートルの領域。
外核は液体状態の鉄とニッケルからなり、
その他に軽い元素が数パーセント含まれています。
内核
個体。
深さ5100キロメートルから地球の中心部までの領域
(半径約1300キロメートル)。
地球中心部の温度は太陽表面とほぼ同じ約6000度という
超高温で、圧力は約360万気圧という、超高圧です。
耳より情報!月の土地が買える?
2700円で月の土地が買えるそうです。
ルナエンバシ―ジャパンという会社が販売している
「月の土地 」という商品です。
実際に月に存在する土地の権利書をもらえます。
ヨーロッパでよく売れていて、
ルーマニアでは、ルナエンバシー社が推奨しているように、
バレンタインデーの贈り物として人気を集めたこともあるようですね。
まとめ
地面が平らに見えるのは地球が大きすぎるからだったんですね。
地球の内部は超高温なんです。
もしも内部が冷え切ってしまったらどうなるんでしょうね。
今日も読んでくれてありがとうございました。
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