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太陽エネルギーは核融合反応である!太陽熱と光が地球に届くまでの時間は!

 

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もりもりです。

地球生物の生存するのに
なくてはならないものが太陽です。

 

太陽がなければ、
氷の世界と暗闇の中で生き抜かなくてはならないのです。

 

生物が存在していなかったかもしれません。

 

しかし、あのすさまじいばかりの光と熱エネルギーは
どうやって作られているのでしょうね。

 

太陽はどんな構造なのでしょうか?

 

太陽について、
気になったことを調べて見ました。

 

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太陽エネルギーは核融合反応によるもの!

太陽は燃えているように見えますが
本当は燃えていません。

 

そんなはずはないと思うでしょう。

 

燃焼には、
酸素が必要ですよね。

 

しかし、

太陽の大部分は水素なので
酸素はほとんどないのです。

 

少しの酸素はありますが、
燃焼できる量ではありません。

 

なので、
太陽は燃焼していないということになります。

 

あの燃えるような膨大な光と熱エネルギーは、
水素核融合(かくゆうごう)反応によるものなのです。

水素核融合反応とは

水素のような軽い原子核が、
もう1つの原子核とぶつかって1つに融合し、
新しい原子ができる反応を「水素核融合反応」といいます。

 

水素核融合反応は、
太陽が輝く原動力であると同時に、
水爆の原理でもあります。

 

星は核融合反応で輝く
水素核融合反応は太陽に限らず、
主系列星はみな、この原理で輝いています。 

 

 
太陽が46億年以上も輝いていられるのは、
核融合反応の効率がいいからです。


もし、太陽が燃焼によって光と熱を放っているとしたら、
人類が誕生するはるか以前に燃え尽きていだでしょうね。

 

今の太陽の輝きは8分20秒前のもの!

太陽と地球間の距離は、
およそ1億5000万キロメートルもあります。

 

1秒間に約30万キロメートル進む光なら、
8分20秒ほどで届く距離になります。

 

つまり、
今、私たちが目にしている太陽の姿は、
8分20秒前の過去の姿ともいえるのです。

 

しかし、
8分20秒前につくられた太陽の熱を
今受け取っているというわけではありません。

 

なぜなら、あの熱と光は、太陽中心部の激しい熱核反応で
つくられたものであり、
それが100万年以上かかって
表面にしみ出してきたものだからです。

 

 

私たちは、
百数十万年以上前の熱と光の恩恵を、
今、受けているのです。

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太陽の活動が活発化している

太陽の中心部でつくられたエネルギーは、
ラッシュアワーの電車から降りるときのように、
押しあいへしあいしながら100万年以上もかかってやっと
太陽の表面に出てきます。

 

そこからさらに、
8分20秒かかって地球に届くことになるのです。

 

つまり、
現在の私たちはの生活は、
百数十万年前の太陽の中心部の活動に
かかっているわけです。

 

ただ、
現在の太陽の表面に見られる黒点の数の増減が、
わずかに手がかりを与えてくれています。

 

それによると、
黒点の数は西暦1900年以降急速に増え続けてきています。

 

黒点の数が多いのは太陽の活動の活発化を意味しており、
地球温暖化とも大いに関係があるかもしれません。

 

太陽の大きさ

太陽の直径は地球の109倍、体積は130万倍。

質量は地球の質量の約33万倍です。

 

太陽系の中でとにかく巨大な存在です。

 

太陽系の全質量の99.86%が太陽で占められていて、
残りわずか0.13%が惑星などです。

 

太陽の構造

太陽は、主に水素とヘリウムで構成されています。

 

自分自身の重さで中心部が高い圧力となり、
水素どうしがくっついてヘリウムになる核融合というのが起きます。

 

このときにエネルギーが発生して太陽全体が熱くなります。

 

 

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 核融合反応がおこっている太陽の中心核(コア)は、
半径10万キロメートルほど。

 

中心核(コア)の外側、中心から60万kmまでは、
放射によってエネルギーが運ばれているので「放射層」といいます。

 

その外側の、太陽表面から10万キロメートルまでのところを
「対流層」といいます。

 

この層では電離した水素の核に電子が結合し、
その際に光エネルギーが放出されています。

 

コアのすぐ外側のあたりで温度は約800万度、
対流層の外側のあたりでは約70万度にまで下がります。

 

その外側が肉眼で見える太陽表面の層で、
「光球」といいます。

 

光球は厚さ500kmほどで、
ここから光とエネルギーが宇宙空間に放出されていきます。

 

太陽表面の温度は約6000度。

 

光球の下部には「粒状斑」とよばれる細かい粒が
たくさん集まった模様がみられます。

 

 

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まとめ

太陽のエネルギーってすごいですよね。

 

地球との距離がおよそ1億5000万キロメートルあるのに
すごい熱量と光が地球に届くなんて
太陽のエネルギーのすごさにはおどろきます。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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