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お風呂に入ると、なぜ手の指がシワシワになるの?手荒れしやすい原因は?

もりもりです。

お風呂やプールなど、水に長く指をつけていると、指がシワシワになります。

体のほかのところはシワシワのならないのに、なぜ指だけがなるのでしょうね。

その疑問にお答えしますね。

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お風呂に入ると指がシワシワになるのは?

人間の皮膚は、表面が皮脂膜(ひしまく)でおおわれていて、その下に角質層(かくしつそう)があります。

角質層はケラチンというタンパク質を含んでいて、このケラチンは水分を吸収しやすい。

指は角質層が厚いので、水を多く吸い込んでしまうということなのですね。

ふつう皮膚の角質層は10層くらいの厚みですが、指の皮膚は40層から100層もあるのです。

ある実験では、手を30分お湯につけておくと、角質層は1.3倍も厚くなるそうです。

 

シワシワになりやすい原因まとめると

手のひらや足の裏の角質層がほかの部分より厚く、水分をたくさん吸収する

指先の皮ふの外側部分には血管や神経が通っていないため、水を吸い込みやすく、ふやけて伸(の)びてしまう

手荒れしやすい原因

水仕事をすると、皮脂が少ない指先から皮脂分が奪われて手荒れしやすくなるのです。

例えば、段ボールをよく触ったり、銀行員などのように、紙幣をひんぱんに扱っていると、皮脂分が少なくなるだけでなく、角質層の水分も減って手荒れする。

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最後に

指の皮膚って、すごく分厚くなっているんです。

たしかに皮膚が分厚いと水分を多く吸収しますよね。

この厚みがあるおかげで、物などがつかみやすいのでしょうね。

最後まで読んでくれてありがとうございます。