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皮膚組織の構造と美肌作りに必要なタンパク質は?なぜ熱いお湯が痛く感じる?

 

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もりもりです。

人体の不思議。

皮膚についてです。

皮膚は面積・畳約1枚分の人体で最も大きな器官です。

皮膚は全身を覆(おお)うことで外からの刺激から体を守り、細菌などの侵入を防いでくれています。

また、発汗や皮膚の収縮によって体温調節をしたり、体液の保持などの大切などの大切な働きをしているんです。

今日は

・皮膚組織の構造

・熱いお湯が痛く感じるのは

について記事にしました。

(出典元:徹底図解人体のからくり)

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皮膚組織の構造

皮膚の面積、重量、厚さは・・・

・皮膚の面積=成人で約1.6㎡(畳約1枚分)

・皮膚の重量=約2㎏

・皮膚の厚さ=通常0.1~0.2mm

まぶた約0.4mm、手のひら約1mm、足の裏約2mm。

皮膚は3層構造から成り立っている

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皮膚は、外からの刺激から身を守る最初のバリアです。

 

皮膚は、「表皮(ひょうひ)・真皮(しんぴ)・皮下組織」の3層構造から成り立っていて、体の表面にある表皮は、さらに「角質層(かくしつそう)・顆粒層(かりゅうそう)・有棘層(ゆうきょくそう)・基底層(きていそう)」から成り立っています。

 

体の毛や爪が切っても痛くないのは、角質が分化したものだからです。

 

皮膚の細胞は、常に新しく生まれ変わっていて、成長も早いんですね。

この新しく生まれ変わっていくことを新陳代謝といって、新しい細胞は層の一番下にある基底層でつくられ、成熟しながら上へと移動していくのです。

 

そして細胞が死滅し、角質となって剥がれ落ちていきます。

この落ちた角質が、アカと呼ばれるものなんです。

このアカになるまでは約1ヶ月ほどです。

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美肌を作りに必要なタンパク質は?

いまや美肌づくりは欠かすことのできないのが「コラーゲン」ですが、この「コラーゲン」は皮膚にしか存在しているというわけではないんです。

 

筋肉や内臓、骨、関節、目など全身の組織にも含まれているんです。

 

この、コラーゲンはタンパク質の一種で、なんと全身に存在するタンパク質の約30%をも占めているんですね。

 

そして細胞と細胞をつなぐ接着剤の役目を果たし、肌のツヤとハリを保つのに必要な水分を保持してくれているんです。

 

しかし、加齢とともにコラーゲンの分解・合成も衰えてきて、肌が乾燥したり、ツヤとハリが失われてしまうのです。

 

 つまり、これらの成分は吸収した栄養素を用いて体内で合成するものなので、直接コラーゲンを取り入れても分解されてしまうため補充にはならないんです。

 

みずみずしい肌を保つには、栄養バランスの良い食事を摂って、体内でコラーゲンの合成を高めることが必要とういことになります。

 

なぜ熱いお湯に触れると痛く感じるの?

皮膚の真皮には、外からの刺激を感知する触覚・圧覚・痛覚・冷覚・温覚の5つの感覚受容器*1があります。

 

それぞれの分布場所は真皮の中でも異なっています。

 

触覚・・・

触覚は、毛根の周辺にあって最も敏感。

 

圧覚・・・

圧覚は、皮膚に加わる圧力を感知しますが、軽い圧と強い圧を感じる2種類の受容器があります。

 

冷覚と温覚・・・

冷覚や温覚は、16~40℃ぐらいでよく働き、それ以外の15℃以下や40℃以上になると、今度は痛覚が働くようになります。

なので、熱いお湯に触れると痛覚が反応するので、痛みとして感じるのです。

これも危険から身を守るための一種の防御反応で、熱湯などに触れたときには、反射的に逃れる重要な感覚となるのです。

 

まとめ

 皮膚は、最も大きな器官で外からの刺激から身を守る最初のバリアなんですね。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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*1:体の周囲の環境情報を感知する受容器の総称。