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手や足の指には、どうして指紋があるの?指紋の大きな役目とは?

もりもりです。

ねえ、指紋って知ってる?

誰の指にもかならずあるもので、同じものはないっていうやつね。

でもなんで、指紋ってあるのかな?

きっと、なんか意味があるはずよ!

 

犯罪捜査で必ずといっていいほど登場するのが指紋鑑定です。

世界中に同じ指紋がないからです。

今では、スマホなどでも、指紋認証が使われています。

指紋って、指紋認証以外にはどんな役目があるのかな?

・どうして指紋があるの?
・指紋にはセンサーの働きがある?
についてお話ししますね。

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どうして指紋があるの?

犯罪捜査においては、犯人をつきとめるために、よく行われるのが指紋鑑定です。

だが、指紋は個人を特定するためにあるのではない。

指紋には、人が生きていくための欠かせない役割があるのですね。

〝モノをつかみやすくする〟ということです。

指紋は指先の皮膚にある、凹凸(おうとつ)によってできています。

その隆起(りゅうき)した部分を隆線(りゆうせん)といいます。

 

つまり、『隆線の模様=指紋』というわけです。

この隆線には、汗の出る汗腺(かんせん)が並んでいて、汗が出るとやわらかくなります。

これがモノをつかむときに、すっごく役に立つのですね。

 

汗でやわらかくなった隆線は、つかんだモノの形に合わせて形を変え、モノにピッタリとくっつきます。

この隆線の働きで、モノをしっかりとつかむことができるというのです。

指紋にはセンサーの働きがある?

人の指先の皮膚の下には、指先の情報をキャッチして脳に送る、『マイスナー小体』*1というセンサーのようなものがあります。

人間の指先が器用なのは、指紋にはセンサーような働きがあるからなのですね。

※機械受容器とは

機械刺激をうけて最終的に求心性インパルスの発生をひきおこす受容器の総称である。触覚・聴覚・重力覚・平衡覚・圧覚・張力覚・振動覚などに関する受容器が該当する。
<Wikipediaより>

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最後に

指紋には、センサーとしての働きがあるとは知らなかったです。

もしも指紋がなけらば、どのような不便なことがあるのでしょうね。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

*1:主に皮膚に見られる機械受容器の一種である。解剖学者ゲオルク・マイスナー(1829-1903)が発見した。