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コショウが鼻に入ると、なぜくしゃみが出るの?くしゃみを止める方法!

もりもりです。

ラーメンを食べるときに、コショウをふりかける、鼻がムズムズしてくしゃみが出ることないですか?

くしゃみが出るのは、体が異物を取り除くために起こる反射的な反応で、鼻腔(びくう)や気道の異物や刺激物を迅速に取り除くために、すごく役立っているんです。

なので、コショウが鼻に入ると、この反射が起こり、くしゃみが引き起こされるわけなのです。

それでは、もっとコショウとくしゃみについてせまってみますね。

・コショウが鼻に入るとくしゃみが出るのは?

・くしゃみの速度は?

・くしゃみを止めるには!

についてお話ししますね。

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コショウが鼻に入るとくしゃみが出るのは?

鼻の穴にはたくさんの神経があります。

コショウの刺激成分である『ピペリン』*1が鼻の粘膜に刺激を与え、反射的にくしゃみが出るためです。

この反応は、鼻粘膜に異物が入った際に、異物を排除しようとする働きによるもので、くしゃみは、体の防衛機能というわけなのです。

 

また、風邪をひいたときにも同じようにくしゃみが出ます。

このときのくしゃみは、炎症によって鼻の粘膜がいつもより敏感になっているからです。

敏感になった鼻の粘膜がふだん平気なホコリなどにも反応して、くしゃみが出るというわけですね。

くしゃみの速度は?

くしゃみは上半身全体の筋肉を使う激しい運動です。

それだけくしゃみは、飛沫を遠くまで飛びちらすということです。

 

くしゃみの速度は、くしゃみをするときに口や鼻から急激に放出される空気の速度を測定します。

 

くしゃみの速度は個人差がありますが、一般的には時速約60マイル(約96キロメートル)に達することがあるそうです。

ただし、速度はくしゃみの強さや大きさにも影響されるため、すべてのくしゃみが同じ速度で発生するわけではありません。

また、1回のくしゃみで200万個のウィルスが3メートルも飛ぶんだとか。

風邪などでくしゃみが、ひんぱんに出るときはマスクを着用するようにしましょう。

 

くしゃみを止めるには!

くしゃみは、体内から異物を排出するための自然な反応であるため、できるだけ止めないことが望ましいですね。

しかし、場所や状況によっては、周囲に迷惑をかけたり、感染症の拡散を防ぐために、くしゃみを止める必要もあるかもしれません。

 

では、いくつかの方法を紹介します。

 

鼻をつまむ
くしゃみをする前に鼻をつまむことで、くしゃみを防ぐことができます。
ただ、長時間鼻をつまんでいると、鼻づまりや頭痛の原因になるので、適度な時間で手を離してください。

 

口を開けて吐く
くしゃみをするときに、口を開けて吐くことで、音を抑えることができます。
ただし、飛沫感染防止のために、マスクをつけている場合は、マスクの上から吐くようにしてください。

 

頭を少し下げる
くしゃみをする前に、頭を少し下げることで、くしゃみの勢いを抑えることができます。

 

飲み込む
くしゃみをする前に、唾液を飲み込むことで、くしゃみを抑えることができます。
これはあくまでも一時的な対処法であり、くしゃみを抑えすぎることで、喉に負担をかける恐れがあるので、長時間続けないようにしてください。

 

上記の方法は一時的な対処法に過ぎず、くしゃみを完全に止めることはできません。

くしゃみを防ぐためには、手洗いやマスクの着用、人混みの避け方など、予防策をしっかりと実施することが大切です。

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最後に

コショウが鼻に入ると、なぜくしゃみが出るのか?
くしゃみを止める方法について記事にしました。

参考になったなら嬉しいです。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

*1:ピペリンは、黒胡椒の辛味成分の一つで、化学的にはピペリジン誘導体と呼ばれる有機化合物です。ピペリンは黒胡椒の辛味を引き出すだけでなく、香りをもたらす役割も持っています。また、ピペリンには消化促進作用や血行促進作用があるとされ、健康効果が期待されています。ピペリンは、黒胡椒以外にも、他のスパイスや植物にも含まれていることがあります。